介護の安全対策
2016-12-16 14:15:46
高齢化社会を見据えた介護の安全対策とソリューションとは
高齢化社会と介護の安心を守るソリューション
日本は急速な高齢化社会に突入し、2042年には65歳以上の高齢者が約3,878万人になると予測されています。このような背景の中、介護施設における安全な環境作りはますます重要となっています。今回は、株式会社ソラストの介護事業本部での最新の取り組みについて、立石直文様にお話を伺いました。
介護施設における安全の必要性
介護施設では、入居者が日常生活を快適に過ごすための支援が求められます。それに加えて、万が一の事故に備えるための対策も不可欠です。立石様は、「入居者様の今を無理なく楽しく過ごしつつ、何か問題があった際にその原因を迅速に確認し、再発防止のための改善に繋げることが重要」と述べています。
ネットワークカメラの導入
ソラストでは、インフォコム社と協力して、介護施設内の共用スペースや廊下にネットワークカメラを導入しました。このカメラは、入居者様の安全をリアルタイムで確認する手段として機能します。立石様は「離れて暮らすご家族にとって、入居先が安全であるかどうかは大きな関心事です。カメラを設置することで、その不安を少しでも軽減できればと思っています」と語ります。
事故が発生した際の対応
ただ、事故が全く起きないことは保証できないため、事故が発生した場合の手段として映像を利用することも一つの選択肢です。「映像は事故の原因を突き止めるための保険のようなものです。事故が起こらないことが最良ですが、万が一のためにしっかりと対策を取ることが重要です」と立石様は強調しました。
高齢化社会に向けたソリューションの進化
ソラストは、介護施設における安全対策を強化するために、今後も情報技術を活用していく方針です。特に、安否確認システム「エマージェンシーコール」との連携を計画しており、さらに多くの映像情報を介護現場で活用することで、より良いサービス提供を目指すと述べています。
会社概要
株式会社ソラストは1965年に設立され、全国に展開する医療・介護サービスを提供しています。従業員数は24,000名を超え、630億円の売上高を誇ります。企業のビジョンは「ソラストのICTはやさしい」であり、ICTを活用してクオリティと生産性を向上させることを目指しています。
インフォコムの役割
インフォコム株式会社は、企業や医療機関にICTソリューションを提供しており、安否確認システムなども手がけています。これからもICTの進化を通じて、社会全体の安全と安心の向上に貢献していく所存です。
まとめ
高齢化社会が進行する中、介護における安全対策はますます重要性を増しています。株式会社ソラストの取り組みや、ICTを利用した新しい協力関係が、今後の介護サービスの質を向上させる一助となることが期待されます。
会社情報
- 会社名
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インフォコム株式会社 デジタル・サステナビリティ事業部
- 住所
- 東京都港区赤坂9-7-2 東京ミッドタウンイースト10階
- 電話番号
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03-6866-3450