SHEINの衣類循環調査
2026-03-26 17:15:24
SHEINが実施した調査で明らかになった衣類の循環型消費の傾向
SHEINの循環型ファッションへのアプローチ
世界的なファッション・ライフスタイルブランドSHEINが、約1万5,000人を対象とした「2025年グローバル・サーキュラリティ調査」を実施しました。この調査は、衣類に関する消費者の attitudesや行動についての洞察を得るために行われました。調査対象は、日本を含む世界21エリアの18歳以上の男女15,461人です。
実用性が重視される購入判断
調査結果によると、オンラインで衣類を購入する際、消費者は「適切な価格」と「サイズの合致」を特に重視していることがわかりました。世界全体で71.6%の人が価格を、「自分に合うサイズ」が66.7%との結果が出ています。日本の利用者においても、この傾向は顕著で、90.5%がサイズの適合性を重視し、87.9%が価格を考慮しています。
衣類の長期的な使用
日本では、購入した衣類を長く着用する意識が高まっています。調査に参加した日本の消費者の約24.8%〜38.8%が、一部の衣類を50回以上着用すると回答しました。特に、フィット感と着心地が長く着続ける理由として重要視されています。
環境にやさしい素材の重視
サステナブルという言葉の定義について、地域差が浮き彫りになりました。日本の消費者は、環境に配慮した素材を重視しており、50.8%がこれを最も重要な特徴と考えています。業界全体では、耐久性がよいことが47%で最も多い回答でしたが、日本では環境配慮が優先される傾向にあります。
衣類の修繕意識
衣類の修繕に対する意識については、日本では低い割合が報告されています。衣料品の補修を行う利用者は、日本で24.7%に過ぎません。一方、世界の平均値は61.8%となっており、スキルや環境の整備が必要です。
リサイクル参加の課題
日本の消費者はリサイクルへの参加に関して、利便性と特典を求める声が多くあります。210名以上の回答者が「利便性の高いリサイクル施設」が必要との意見が出ました。つまり、日本においてリサイクルを進めるためには、アクセスの良さや魅力的なインセンティブが欠かせません。
SHEINの古着交換キャンペーン
2024年7月から開始された古着交換・寄付キャンペーン『#SHEIN Again』は、参加者に新しい商品と交換できる機会を提供するものです。今年度、累計参加者数は9,343人、回収した衣類の総重量は約8,900kgに達しました。この取り組みにより、収集された衣類は地域のリサイクル業者を通じて支援活動に活用されています。
未来志向のファッション産業へ
SHEINは今後も、調査結果に基づき、消費者が求めるニーズに応じた利便性の高い衣類リサイクルのシステムを提供していく予定です。日本国内での衣類リユース活動をさらに効果的に進めるための取り組みに期待が寄せられています。
結論
SHEINの調査からは、消費者が衣類購入時に実用性を重視し、サステナブルな選択を意識していることが示されています。これからのファッション業界は、消費者の期待に応える形で環境に配慮した施策を進めることが求められています。
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