株式会社chipper、EC支援事業の譲渡を発表
東京都品川区に本社を構える株式会社chipperは、2024年10月1日にEC支援事業を株式会社トリドリ(toridori)に譲渡することを決定しました。この譲渡により、新たな成長を目指すとともに、既存の「Creative Drive」サービスに注力し、コンテンツマーケティングの分野での発展を図ります。
譲渡の背景
chipperはEC支援事業において、ブランドの立ち上げから運用まで一貫したサポートを提供してきました。特に、組織設計や事業戦略、クリエイティブ面での支援において、多くの実績を上げてきました。しかし、インフルエンサーを核とするtoridoriとの連携により、更なる価値の創出が期待されています。toridoriはSNSを活用したインフルエンサーマーケティングに特化しており、この統合によって新たな販促手法の開発が可能になるとされています。
今後の展望
譲渡後、chipperは「Creative Drive」の事業に専念します。このサービスは生成AIを駆使し、SEOを活用したコンテンツマーケティングを支援するものです。これにより、顧客が様々なデジタルチャネルを通じてより効果的にターゲットにリーチできるよう、成果に結びつく価値提供を目指しています。
各社の代表コメント
トリドリの代表、中山貴之氏は「インフルエンサー領域の強化を図りつつ、顧客の多様な課題解決に必要なソリューションを提供できるようになった」と述べています。これにより、インフルエンサーマーケティング市場での優位性が一層強化されると期待されています。
また、chipperの代表、十時悠径氏は「長年培ったEC支援事業をtoridoriに引き継ぐことで、新たな成長の機会が得られる」と語っています。今後は、生成AIとデータを基にしたコンテンツの提供に力を入れ、より価値あるサービスの実現を目指していく意向を示しました。
blendsの代表、西田圭佑氏は、toridoriとの統合により「新しいECのアプローチが可能になる」との期待を表明しており、クライアントへのメリットが増すことを確信しています。
Creative Driveの概要
Creative Driveは、生成AIとchipper独自のノウハウを結集し、誰でも簡単にコンテンツマーケティングを行えるサービスです。AIを用いたライティングや競合分析自動化により、作業効率を高めつつ、ユーザーの検索意図を反映した質の高いコンテンツ作成を実現します。
まとめ
今後のchipperは、EC支援からコンテンツマーケティングへのシフトを加速させ、市場のニーズに対応する柔軟なサービスを展開していく方針です。今後の成長が期待される中、これまでの実績を基に、顧客のビジネス成長を支えるための新たな挑戦を続けていくことになるでしょう。