地場産業から生まれた新レザーブランド「SOEL」
2020年最終日に、香川県東かがわ市からスタートしたレザーアイテムブランド「SOEL(ソエル)」が注目を集めています。このブランドは、アーバン工芸の手袋製造会社が手掛けるもので、創業以来培われた革加工技術を最大限に生かし、日常使いできる上質なレザーアイテムを提供することを目指しています。
ブランドの背景と理念
アーバン工芸は1953年に創業され、当初は手袋製造を主力としていました。時代の流れと共に主力製品は変遷しましたが、手袋製造で蓄積した技術は今も息づいており、現在は部品やバッグのOEM生産に注力しています。ブランド「SOEL」は、こうした技術を基に「今日、きっと楽しい1日」というコンセプトで展開され、太陽のように私たちの日常を照らし出すアイテムを創造していきます。
SOELの製品ラインアップ
Petal mini(ペタル ミニ)
「SOEL」の代表的な製品である「Petal mini」は、価格は¥12,100(税込)。軽やかな舞い上がりをイメージしたデザインが特徴で、日常使いにぴったりのサイズ感です。発色の良いイタリアンシュリンクレザーを使用し、クオリティも申し分なし。ショルダーベルト付きで、オープンポケットが内部に一つ設けられ、マグネットによる開閉が可能です。
サイズ: H32×W28×D4cm
重量: 270g
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カラー: RED、IVORY、TAUPE/YELLOW、YELLOW/TAUPE、MINT/IVORY、NAVY/IVORYの全6色展開
今後の展開
「SOEL」では、Petalシリーズに加えて、財布やバッグインバッグの展開も予定しており、2021年2月に東京ビッグサイトで開催される「東京インターナショナル・ギフト・ショー」に出展する予定です。また、公式オンラインショップを通じての購入が可能で、セレクトショップでの取り扱いも考慮されています。
地域との連携
東かがわ市には多くの縫製に関するファクトリーブランドが存在します。「SOEL」は、地元ブランドとのコラボレーションを模索しており、職人を守り育てる手袋ブランド「佩(ハク)」との連携を通じて、地域全体の魅力向上を目指しています。
お問い合わせ先
「SOEL」に関するお問い合わせは、アーバン工芸株式会社SOEL事業部まで。公式サイトやInstagram、LINEなどのテレコミュニケーションツールも活用して情報を得ることが可能です。
このように、地場産業から生まれた「SOEL」は、地域の職人技術を活かした製品を通じて、日常の生活に彩りと豊かさを持たらす存在となるでしょう。