古楽器とメディアアートが織りなす新しい音楽体験!
メディアアーティストの
落合陽一が、チェンバロやフォルテピアノ奏者の
小川加恵、そしてパフォーマンスアーティストの
ステラークと共に、革新的なコンサート『HUMAN / CODE ENSEMBLE ヒューマン・コード・アンサンブル』を11月に神奈川県立音楽堂で開催します。本公演はポストコロナ時代における人間の「身体性」をテーマに、新しいヒューマニティの形を探求するものです。
このイベントは、様々なジャンルのアーティストたちとのコラボレーションにより、古楽器と最先端のメディアアートやパフォーマンスアートが共鳴し合う特別な体験を提供します。特に注目すべきは、AI、ロボティクス、IoA(Internet of Abilities)といった新旧のテクノロジーを駆使した、これまでにないアンサンブルの実現です。
聴きどころは4つのポイント
1.
データドリブンの映像提示
落合は、機械学習を用いて過去の音楽データを基に映像を生成し、古楽器の演奏にリアルタイムで合わせて再投影します。この新しい試みは、楽曲自体の視覚化を実現し、音楽と映像の新たなインタラクションを楽しむことができます。
2.
ARTs×テクノロジーの融合
コンサートホールでの「体験拡張」が可能な特別なお席を、クラウドファンディングプラットフォームにてご用意しています。遠隔体験技術を活用し、観客がより臨場感を持って演奏を楽しむことができる仕組みが用意されています。
3.
AIと人間の共創
ソニーコンピュータサイエンス研究所と協力し、未完のモーツァルト作品をAIが補筆するインタラクティブな演奏も予定されています。この試みは、AIと人間の共同作業を新たに提示するものです。
4.
パフォーマンスアートの新たな試み
ステラークによって開発された新デバイス「Midi Bracelet」が示す、身体と機械の新たな融合。これは、観客がまるでステージ上にいるような体験を可能にします。
プログラム内容
公演では、ロワイエやJ.S.バッハ、モーツァルト、ショパンによる名曲を演奏する他、藤倉大による新作の世界初演が行われます。特に藤倉の楽曲は、落合、ステラーク、小川の三者が異なる表現を展開するために余白を設けた作品です。全く同じ演奏にはならない、それぞれのアプローチによるアンサンブルを楽しんでいただけることでしょう。
アートイベント概要
- - 公演名:『HUMAN / CODE ENSEMBLE ヒューマン・コード・アンサンブル』
- - 日時:2022年11月3日(木祝)15:00 / 11月4日(金)17:00
- - 会場:神奈川県立音楽堂(横浜市西区)
- - チケット:全席指定一般¥7,000 / 学生席¥3,500(24歳以下)
特別な体験を提供する本公演、音楽愛好者やアートファンにとって見逃せない機会となるでしょう。詳細な情報は、公式ウェブサイトを訪れてご確認ください。