タカミヤが「OPE-MANE」の活用を革新
株式会社タカミヤが、足場運用マネジメントサービス「OPE-MANE」に新たな機能を追加することを発表しました。これにより、業界内での足場運用がさらに効率化され、企業の収益向上が期待されています。この新機能は、足場のデジタルマーケット「Iq-Bid」において、「貸す/借りる」機能を実装するものです。
新機能の概要とその影響
タカミヤは、建設業界特有の「需給ミスマッチ」に対応するため、「OPE-MANE」の機能を拡充しました。従来の売買機能に「貸す/借りる」が加わることにより、長期間使用されていない足場を需要の高い現場に供給することが可能になります。これにより、保管コストの削減だけでなく、放置されていた資産の有効利用が生まれ、新たな収益が見込まれます。
足場の稼働率と業界の現状
現在、国内には非常に多くの足場が存在しており、全体の稼働率はわずか54.1%に過ぎないとの調査結果があります。つまり、多くの足場が使用されずにいるというのが実情です。これは、建設業界が抱える大きな課題であり、業界の生産性向上に向けた解決策が急務でした。タカミヤの「貸す/借りる」機能は、この問題解決の糸口として期待されています。
「Iq-Bid」の機能とその利点
デジタルマーケット「Iq-Bid」では、ユーザーが足場を単なる工事機材ではなく、運用可能な資産として扱うことが可能になります。新機能によって、出品者は自社の余剰足場を貸し出す条件を自由に設定し、借り手はそれに基づいて期間限定で足場を利用できるようになります。この仕組みにより、業界全体のコスト削減や資材の有効活用が促進されるでしょう。
BIMとデータ分析の活用
タカミヤの担当者は、将来的には蓄積された取引データをもとにAIを活用し、理想的な機材のバランスを自動提案する機能の開発も視野に入れていると語っています。このようなデジタル技術の導入により、建設業界における働き方改革や生産性向上が実現されることでしょう。
タカミヤプラットフォームの一環
タカミヤは、建設業界の人手不足やコスト高の課題解決に向けて、同社が提供する「タカミヤプラットフォーム」の一環として、諸々のソリューションを展開しています。「OPE-MANE」や「Iq-Bid」をはじめ、仮設機材のデジタル化、設計支援、求人サイトなど多岐にわたるサービスが統合されており、業界全体の効率化や安全性向上に寄与しています。
タカミヤの企業概要
1969年に設立された株式会社タカミヤは、仮設機材の製造・販売をはじめとし、設計・施工まで手掛けるトータルサービスを提供しています。今回の「OPE-MANE」機能拡充は、業界のさらなる発展を目指す同社の取り組みの一環であり、今後の展望に期待が寄せられます。
タカミヤの新たな一歩は、建設業界の持続可能な発展への道を切り開くものとなるでしょう。