会計業務を革新
2025-10-24 14:33:16

ミロク情報サービスとリクルートが連携、会計業務を革新する新システム導入

事業の合理化へ向けた新たな試み



2025年10月25日、株式会社ミロク情報サービス(MJS)が、株式会社リクルートの代表的なPOSレジアプリ『Airレジ』とのAPI連携を開始する。この連携により、同社の提供する四つの会計システムと『Airレジ』が融合し、経理業務の効率化が図られる。特に、売上データの自動集計と仕訳作業の簡素化は、経営者にとって大きなメリットとなるだろう。

新たに可能となる業務フロー



従来、飲食業や小売業の現場では、POSシステムで得た売上データを取り込み、会計ソフトにて手作業で転記するという面倒なプロセスが存在した。しかし今回のAPI連携により、これらの作業が一気に自動化され、店舗の業務が大幅に軽減される。

連携対象となる会計システムには、中堅企業向けの『Galileopt DX財務大将』や、中小企業向けの『MJSLINK DX財務大将』などがあり、これらが『Airレジ』からのデータを活用してスムーズに経理を行える環境を整備する。特に注目されるのは、MJSの「AI仕訳」による機能だ。過去の仕訳データと照合することで、売上データから自動的に仕訳を生成し、会計業務を大いに支援してくれる。

この新しい仕組みの導入により、店舗の締め作業や経理業務の負担が激減し、業務効率を飛躍的に向上させることが期待されている。経営者はより迅速に、そして正確に、経営状態を把握することができるようになるだろう。

地域密着のソリューション提供



MJSは全国に33の拠点を展開し、地域ごとのニーズに応じた経営支援を行っている。特に中堅・中小企業に対するサポートに力を入れ、時代の変化に応じた経営課題の解決を目指している。各社の製品とのAPI連携の拡大を進めることで、より多角的に顧客のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援していく姿勢を示している。

MJSは、顧客の希望する“経営状態のリアルタイム把握”を実現するため、月次決算の迅速化や企業価値の向上にも寄与するという。その結果、経営者は自社の状況をタイムリーに確認し、意思決定を行うための貴重な情報を手に入れることが可能となる。

まとめ



この連携が実現すれば、ミロク情報サービスはITを活用した革新的な会計業務の進化を促し、顧客のビジネス成長を助けるための重要な一歩を踏み出すことになるだろう。リクルートが誇る『Airレジ』とMJSの堅実な会計システムの連携による新しい時代が始まることを期待したい。


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会社情報

会社名
株式会社ミロク情報サービス
住所
東京都新宿区四谷4-29-1
電話番号
03-5361-6369

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