新キャディーウェアの誕生
ファッションブランドの「antiqua(アンティカ)」が、名門の「天野山カントリークラブ」と協力し、新たなキャディーウェアの開発に挑戦しました。このプロジェクトは、伝統を重んじるゴルフ場の中で、既存のユニフォームの概念を一新する試みです。
新たな挑戦の背景
天野山カントリークラブは、過去5年間にわたり来場者数を記録更新し続け、売上は直近4年で1.3倍に達するなど、目覚ましい成長を見せています。従来のキャディーウェアに新たな風を吹き込むことが求められており、「従来の枠を超えたキャディーウェアを作りたい」という声がプロジェクトの発端となりました。
これに対し、antiquaとSTCHのチームは、機能性だけでなくデザインへのこだわりを持ち寄り、新しい時代のキャディーウェアを追求しました。特に注目したのは、履いている人が自信を持てる“誇りを纏える”ウェア作りです。
こだわりのデザインと機能性
本プロジェクトの中で、キャディーウェアのデザインは動きやすさと耐久性を追求し、長時間の着用に耐えうる素材と造形を採用しました。以下にその主な特徴をご紹介します。
1.
軽量性とストレッチ性:長時間の業務を支え、快適さを実現。
2.
立体パターン:可動域を確保し、スイングやカート操作、しゃがむ動作にも対応。
3.
耐久性・撥水性のある素材:屋外での使用に最適なタフなファブリックを選定。
4.
多機能ポケット:現場のニーズを反映した収納ポケットの設計。
5.
美しいシルエット:ワークウェアでありながらファッション性を追求したライン。
6.
独自のカラーリング:グレーとオレンジの組み合わせは、自然な環境の中でも視認性を維持。
7.
背面ロゴ:クラブのブランドを体現する象徴的なデザイン。
ロゴの重要性
本ウェアの背面には、クラブのロゴが施されています。このロゴは遠くからでも識別でき、歩くたびに美しさを放つように意図的に配置されています。このデザインアプローチは、単なるユニフォームを超え、ブランド価値を伝える役割を果たしています。
共創が生んだ新しい姿
天野山カントリークラブは、南大阪で唯一の36ホールを持つ名門クラブであり、開場から60年を迎えます。伝統を守る一方で、SNSを利用した発信や接客研修、地域連携など、革新的な取り組みを続けています。この現代的な姿勢が、antiquaとSTCHとの共創プロジェクトを実現する大きな要因となりました。
まとめ
今回誕生したキャディーウェアは、機能性とデザイン、スポーツとモードの境界を超えた新しい一着です。新しい時代のゴルフスタイルを象徴するこのウェアは、これまでのユニフォームの常識を打ち破る挑戦となることでしょう。アンティカがもたらす新しいキャディーウェア、その姿勢と魅力をぜひ体感してみてください。