日台シンガポール連携の新たな一歩
10月30日、シンガポールのインキュベーション施設BLOCK71にて、Startup Island TAIWANが主催する大規模なスタートアップイベント「Tri-Hub Connect for Innovation: Taiwan × Japan × Singapore」が開催されました。このイベントは、日本と台湾、シンガポールが参加し、それぞれのイノベーション促進のための連携を深める重要な機会となりました。
約1時間にわたって行われたトークセッションには、JETROや沖縄県、そして福岡市や仙台市、北九州市を含む複数の日本各地の機関が参加し、スタートアップ支援に向けた取り組みや提供可能なリソースについて発表しました。これにより、各地域の特色を生かしたスタートアップエコシステムがどう育てられているのかが明らかとなり、大きな刺激を与えました。
トークセッションの後半では、Startup Island TAIWANのグローバル戦略パートナーシップのシニアマネージャー、Ko Chi氏がホストを務め、台北市政府やQualcomm、01Boosterによるパネルディスカッションが行われました。ここでは、台湾、日本、シンガポール各都市におけるスタートアップ市場の成功事例や、今後の展望が熱く議論されました。
参加者同士の活発な交流
セッションが終了した後、参加者同士のネットワーキングが実施され、参加者は日本語、英語、台湾華語を交えながら活発に意見交換を行いました。会場のあちこちで賑やかな会話が響き合い、各国の文化が融合する楽しい雰囲気に包まれていました。このように、参加者間の交流が新たなビジネスチャンスを創出する場となったことが、イベントの大きな成功を証明しています。
Startup Island TAIWANは、これまでにも日本やシンガポールにおけるイノベーションイベントに数回参加しており、特に今年度は東京で開かれるSusHi Tech Tokyoに二度目、シンガポールのSWITCHには三度目となる参加を果たしています。これらの活動を通じて、アジア各地域でのスタートアップの成功事例を構築してきました。
今後の展望
Startup Island TAIWANの関係者は、「このようなイノベーションイベントを通じて、日本やシンガポールのスタートアップエコシステムと良好な関係を築けることを大変嬉しく思います。今後も各国の行政機関やスタートアップコミュニティと連携し、アジアの次世代イノベーションを共に築き上げていきます。」と、未来に向けた意気込みを語っています。これからの展開がますます楽しみですね。
イベント終了後も駆けつけた参加者同士の交流が続き、地域を問わず新たなビジネスアイデアやパートナーシップが生まれる機会が確保されていました。今後のイベントにも期待が寄せられます。