大阪万博での「アラビアの驚異」展の成功
2025年7月9日から16日まで、大阪万博展示センターで行われた「アラビアの驚異」展は、サウジアラビア王国館とサウジアラビア観光局による共同プロジェクトとして開催されました。この特別展は、サウジアラビアの文化、観光地、豊かなホスピタリティを紹介するために、多くの来場者を引き寄せました。
展期間中、平均して1日8,000人、合計64,532人の来場者がこの展示会を訪れ、サウジアラビアの観光資源の多様性を堪能しました。特に、ジェッダやアシール、リヤドなどの美しい観光地の魅力が強調されています。
展示会の特徴として、サウジアラビアの伝統音楽に合わせたダンスパフォーマンスや、文化、ファッション、スポーツに関する展示が行われました。来場者は、リアルなパフォーマンスや美味しい食を通じて、サウジアラビアの魅力を体感できました。実際、800キロのフレッシュレモンを使って作られた人気飲料「タイフ・ローズ・レモネード」は、なんと70,735杯も提供され、多くの人々に喜ばれました。
多彩な文化体験
「アラビアの驚異」展では、29のダンスパフォーマンス、21の職人技の展示、さらに44の生演奏が行われました。メイン展示エリアでは、サウジアラビアの主要観光地の紹介や、アラビアの芸術に触れるフォトブースなど、魅力的なアトラクションが用意されていました。
また、サウジアラビアのスポーツイベントに関する情報が共有されるスポーツハブゾーンも設置され、来場者はクリスティアーノ・ロナウドのロッカールームを模したフォトスポットでも記念撮影を楽しみました。
サウジアラビアのホスピタリティを体験
来場者は、ウエルカムゾーンで温かいサウジアラビアのホスピタリティに迎えられました。駐日サウジアラビア王国大使のガージィ―・ファイサル・ビンザグル閣下は「この展示会を通じて、サウジアラビアの豊かな文化が体験できたことを嬉しく思います」とコメントしています。
サウジアラビアは、訪日日本人観光客の増加を見込んでおり、2024年には日本からの訪問者が7%増加する見込みです。新たに日本国内に設置される観光事務所では、観光情報が発信されます。また、オンラインで取得できるeビザプログラムは、日本国パスポート所持者向けに提供され、最大90日間の滞在が可能です。
これからの展望
「アラビアの驚異」展は、大阪万博における700のイベントの一環として非常に重要な位置を占めており、4月の開館以来、すでに100万人を超える来場者を迎えました。今後も多様なプログラムを通じて、サウジアラビアのカルチャーを体験できる機会が提供される予定です。
特に、2025年にはサウジアラビア建国記念日の祝典があり、これにともなう特別イベントも注目です。
「アラビアの驚異」展は、サウジアラビアの豊かな文化、遺産、芸術を体験できる絶好の機会であり、これからも多くの人々にその魅力を伝えていくことでしょう。
公式情報
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