ブランジスタの香港進出
2025-08-14 11:25:27

ブランジスタが香港に新たな現地法人を設立し、アジア市場へ進出

ブランジスタが香港に現地法人を設立



株式会社ブランジスタは、香港に「博設技股份香港有限公司(Brangista Hong Kong LIMITED)」を設立したことを発表しました。この現地法人は、主に「TikTok Shop」を活用し、日本製品をアジア諸国へEC販売することを目的としています。これにより、ブランジスタはアジア市場への展開を強化し、日本企業と一緒に新たな市場を開拓する意向を示しています。

香港の物流拠点としての役割



新たに設立された香港法人は、アジア最大級の「TikTok Shop」の物流拠点として機能します。中国や東南アジア市場へのアクセスが容易な香港は、特にベトナムやタイ、フィリピンなど、成長著しい国々への重要なキーとなります。ブランジスタは、この地域を拠点にして日本製品の販売を推進し、越境ECの拡大を目指します。

アジアは、電子商取引市場の60%以上を占めており、スマートフォン経由での購買が主流です。そのため、「TikTok Shop」はこの市場において日本製品を訴求するための非常に適したプラットフォームだとされています。2024年には、このプラットフォームのEC市場規模が約332億ドル(約5兆円)に達すると見込まれており、ますます注目が集まります。

20年以上の経験を生かして



ブランジスタは、2005年からECサイト運営の代行業務を開始し、累計2,000社以上、3,000サイト以上の運営実績を有しています。また、統合的なマーケティングサービスが評価され、「TikTok Shop Partner」にも認定されています。この経験をもとに、アジア各国で日本製品をより一層広めていく方針です。

海外展開においても、2017年に台湾現地法人を設立し、2024年には台湾最大手のEC支援会社に出資しています。日本からアジア、アジアから日本への双方向の越境EC支援を強化しており、それに加えて、日本の魅力を発信するために「旅色」という電子雑誌を多言語化し、アジア市場にも展開しています。

今後の戦略



香港と台湾からスタートし、グローバル市場での日本製品の販売を進めるほか、多様な日系・現地企業のECサイトの運営や越境EC支援サービスを提供する予定です。また、「旅色」のグローバル展開も視野に入れており、メディア事業とソリューション事業を融合させた新しい成長戦略を叩き出す計画です。

「TikTok Shop」の利用を促進するため、ブランジスタソリューションも「サポートPro for TikTok Shop」を展開。専任のディレクターが企業のアカウント開設からショップ立ち上げ、戦略立案、効果検証までを一貫して支援します。これにより新たな販売チャネルを活用し、クライアントの売上拡大を後押しします。

ブランジスタは今後も、アジア市場への進出を促進し、数々の日本製品を広めるための戦略を推進し続けることでしょう。新たな機会の創出に向けて、一層の努力が期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社ブランジスタ
住所
東京都渋谷区桜丘町20-4
電話番号
03-6415-1183

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