英語力を活かし生成AIを駆使する新たな試み
2025年4月16日、愛知県春日井市に本社を置く株式会社永賢組は、社内イベント『DX推進スマート英語とAI活用の勉強会』をオンラインで開催しました。このイベントは、現代ビジネスにおけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進と、その中での英語力の重要性を強調するものです。
勉強会の目的と背景
この取り組みの背景には、世界の情報の約49%が英語で提供されていることが挙げられます。一方で、日本語による情報は約5%に過ぎず、英語を活用することでより多くの情報にアクセスできるのです。
しかし、建設業界は他業種に比べてDXの進展が遅く、永賢組ではそのギャップを埋めるべく社員に新しい技術を効果的に活用させることを目指しています。特に、英語を活用した生成AIの利活用には大きな可能性があると考えています。
このイベントは、参加者が少しの英語力を使ってAIを最大限に活用できるように支援することを目的として企画されました。
勉強会の内容
イベントでは、生成AIの基本理念から始まり、日本語で作成したプロンプトの英語翻訳方法や、それによって生まれる結果の違いを体感しました。参加者は、業務に役立つ具体的なスキルを習得することができ、実際に多くのポジティブなフィードバックが寄せられました。
勉強会では、元日本マイクロソフト株式会社の業務執行役員である伊藤信博氏がAIのパートを担当し、英語コミュニケーションの専門家として知られる神谷真綺氏が英語のパートを担当しました。
参加者の一人は、「具体的なスキルをすぐに業務に活かせると感じた」と話しており、英語を使ったAIの活用法に感銘を受けた様子が伺えました。
講師の声
伊藤信博氏は、「生成AIの利活用は、生産性だけでなく、創造性の向上にも繋がることを再確認しました」とのコメントを寄せています。また、神谷真綺氏は、「非英語話者でもAIに効果的にコミュニケーションを取れる方法を学ぶことができました」と述べています。
永賢組について
株式会社永賢組は1955年に設立され、以来、地域の課題を解決する「都市問題解決カンパニー」として存在感を示してきました。
建築、土木、不動産と多岐にわたる事業内容を持つ同社では、各専門分野に精通したスタッフが揃っています。
自身の業務を通じて地域社会に貢献しながら、社員のスキル向上にも力を入れている永賢組。今回のような勉強会を通じて、社員が生成AIを活用し更なる業務効率化を目指す姿勢は、業界における新たな可能性を切り開くものです。
このようなイベントを通じて、社員がAIと英語を活用し、今後のビジネスシーンで新たな可能性を見出すことに期待が高まります。