特別な写真展
2025-02-28 14:29:12

京都精華大学と鞍馬小学校の特別な写真展が開催

京都精華大学と鞍馬小学校の特別なプロジェクト



京都市左京区に位置する京都精華大学の写真部と、京都市立鞍馬小学校が合同で進める「鞍馬小学校メモリアルプロジェクト」は、地域に深い根を下ろした展示会です。これは、鞍馬小学校が2025年3月31日に閉校することを受け、その思い出を形に残すべく創設されたもの。今から149年の歴史を持つこの小学校の最終年を記録するべく、学生と児童たちが力を合わせています。

このプロジェクトでは、鞍馬小学校の生徒たちが日常の登下校や授業風景、地域の伝統行事、夏祭り、運動会などをテーマに写真を撮影。その撮影をサポートするために、京都精華大学の写真部がワークショップを実施し、全12名の児童にインスタントカメラ「チェキ」の使い方を教えました。これにより、子どもたちは自分たちの目に映る大切な風景や友人たち、出来事を自由に撮影しました。

今般、作品の一部は叡山電鉄の「こもれび号車内ギャラリー」にて展示されることとなりました。車両の1両目には「えいでんアート」の応募作品が並び、2両目には「鞍馬小学校メモリアルプロジェクト」の写真が展示されます。子どもたちの素直な視点で表現されたこれらの作品は、鞍馬小学校の現状をリアルに感じさせてくれることでしょう。

展示の期間は、2025年3月1日から3月24日まで。運行される叡山電鉄の「こもれび号」では、小学校の校章や「149年間ありがとう」のメッセージが描かれた特別ヘッドマークも付けられ、その感謝の意を込めた展覧会をより一層盛り上げます。

また、このプロジェクトは京都市、さらには大学コンソーシアム京都の支援を受けており、地域との連携と教育の一体感を実現します。このプロジェクトを通じて、訪れる方々には学校の思い出を共に感じ、思い返す貴重な機会となるでしょう。子どもたちの成長とともに、彼らの手が持つカメラが映し出す世界を、ぜひ目当てにお越しください。

参加方法や注意事項


叡山電鉄の「こもれび号」を利用して、展示を楽しむことができます。ただし、運行時刻は日によって異なるため、訪れる前には時刻表を確認してください。また、予定されている車両点検などで運行しない日もありますので、その点にもご留意を。

この夏、京都精華大学と鞍馬小学校が共に歩んできた道のりを、子どもたちの目を通して見る素晴らしい体験をしに、ぜひお出かけください。素敵な作品たちと、その背後にある笑顔や想いに触れられることを楽しみにしています。


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会社情報

会社名
学校法人京都精華大学
住所
京都府京都市左京区岩倉木野町137
電話番号

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