大阪市鶴見区役所で介護保険負担限度額決定に誤り、市民に謝罪
大阪市鶴見区役所で介護保険負担限度額決定に誤り、市民に謝罪
大阪市鶴見区役所は7月2日、介護保険負担限度額の決定に誤りがあったことを発表した。
区役所によると、令和5年度の介護保険負担限度額認定の更新申請において、担当職員がシステムへの入力の際に誤った利用者負担段階を入力していたことが判明した。この結果、本来であれば1,360円となるはずだった食費代の負担限度額が、390円と決定されていたという。
誤りが発覚したのは、令和6年6月26日に更新申請に来たA氏のご家族が、前年度の負担限度額と異なっていることに気づいたためだ。区役所はすぐにA氏のご家族に謝罪し、誤った金額で請求していた分を返金することを説明した。
また、A氏が利用している施設に対しても連絡し、請求変更手続きを行うよう依頼した。
今回の誤りについて、区役所は「入力ミスを防ぐための複数人でのチェック体制を徹底する」「チェックした際に日付だけでなく確認者を記載する」など、再発防止策を講じるとしている。
区役所は、市民の信頼を損なう事態となったことを深く反省し、再発防止に努めていくとしている。
今回の誤りにより影響を受けた市民は、鶴見区役所保健福祉課(高齢者支援)(電話番号:06-6915-9853)に連絡すること。