兵庫県三木市と川西市、ピジョンとの包括連携協定締結
兵庫県の三木市と川西市が、育児支援や災害時の物資提供に関する包括連携協定をピジョン株式会社と締結しました。この協定により、赤ちゃんや幼児への支援体制が一層強化されることが期待されています。
1. 連携協定の背景
ピジョン株式会社は、赤ちゃんに優しい世界の実現を目指して事業活動を展開しています。近年は地方自治体と連携し、子育て支援に関するさまざまな取り組みを行ってきました。三木市は、大阪・関西万博という機会を活用し、地域資源を駆使して官民連携を進め、子育て支援の充実を目指しております。一方、川西市は交通の便が良く、自然豊かな住宅都市として知られ、特に子育て世代が集まる傾向があります。
三木市と川西市は共に、子育てしやすい街の実現を目指しており、今回の協定はそれぞれの地域特性を活かした取り組みとして評価されています。
2. 包括連携協定の内容
この協定は、以下のような内容を含んでいます。
三木市との連携事項
1. 子育て支援の充実
2. 災害時の物資供給に関する優先提供
3. 地域課題解決に向けたデータ活用
4. 地方創生に関する取り組み
川西市との連携事項
1. 同様の子育て支援
2. 災害時の物資優先提供
3. 地域課題解決に資する取り組み
4. 地方創生に向けた活動
両市共通して、災害時には乳幼児用品やマタニティ関連用品等が供給されることになります。特に、哺乳瓶やレトルトフード、調乳用の水、おしり拭きなどが主な品目として挙げられています。
3. 調印式の様子
2023年5月9日に三木市と川西市の両本庁舎で行われた協定の調印式には、それぞれの市長やピジョンの執行役員が出席しました。三木市の仲田市長は、地域資源を活かしたまちづくりが進む中で、地域の安全・安心を確保するための協力に期待を寄せました。川西市の越田市長は、子どもの幸せが市全体の幸せにつながるとの考えを基に、ピジョンとの協力がより一層の支援に繋がるとコメントしました。
4. 今後の取り組み
ピジョン株式会社は、今後も赤ちゃんにやさしい社会を目指し、地域特性を活かしながら各国や地域の子育て支援を強化していく方針です。両市との包括連携協定が各地域の発展へ寄与し、赤ちゃんとその家族を支える取り組みが実現されることが期待されています。
この協定は、地域社会における更なる発展と、赤ちゃんや子どもにやさしい環境の実現に向けた大きな一歩です。地域の力を結集し、全市民が安心して暮らせる社会への道筋を見据えた取り組みを進めることで、真に「子育てしやすい街」の実現が期待されます。