第28回 日本心不全学会学術集会におけるオムロンの貢献
2024年10月4日から6日にかけて、埼玉県で開催される「第28回 日本心不全学会学術集会」にて、オムロン ヘルスケア株式会社が協賛します。本社は京都府向日市にあり、代表取締役社長の岡田歩氏が率いる同社は、心不全の克服という重要なテーマに取り組んでいます。今回の展示では、心電計付きの上腕式血圧計や携帯型の心電計といった最新の医療機器を紹介します。
日本心不全学会は、心不全治療に関する研究を推進し、診療ガイドラインの策定や啓発活動、医療従事者の教育に尽力しています。今回の学会テーマ「原典に帰れ!STANDING ON THE SHOULDERS OF GIANTS」は、循環器疾患や他の関連疾患との相互作用を重視したものです。慢性疾患やがんの治療、さらにはCOVID-19による心不全の悪化といった現在の課題も踏まえています。
オムロンのブースでは、家庭での血圧測定と併せて簡便に心電図をチェックできる「心電計付き上腕式血圧計 HCR-7800T」と、持ち運びに便利な「携帯型心電計 HCG-8060T」を展示します。これらの機器は、心不全の経過観察や重症化の予兆を把握するための助けとなるでしょう。
嬉しい便利さと先端技術の融合
心電計付き上腕式血圧計 HCR-7800Tは、血圧測定と同時に心電図を記録します。スマートフォンの専用アプリ「OMRON connect」を使えば、心電図の波形解析が可能で、心房細動のリスクも確認できます。結果は記録され、PDF形式で出力もできるため、医療機関への提出も容易です。この製品は特定保守管理医療機器として、医療の専門家の指示で使用されます。
次に、
携帯型心電計 HCG-8060Tは、軽量でコンパクトな設計が特徴です。簡単に心電図を記録でき、同じく「OMRON connect」アプリにより解析結果を保存できます。
さらには、
携帯型心電計 HCG-9010Uは、12誘導心電図を記録できる特長を持ち、専門的な解析が医療スタッフによって行えるため、診断・判断のサポートとなります。
加えて、オムロンは健康維持のための活動量計「Active style Pro HJA-750C」と、尿中のナトリウムとカリウム比を測定する「ナトカリ計 HEU-001F Na+K+scan」も展示します。これらの機器は、日々の健康管理に役立つアイテムであり、高血圧の予防や治療に備えた生活習慣の改善を促します。
世界中の健康な未来を目指して
オムロンは、「脳・心血管疾患の発症ゼロ(ゼロイベント)」というビジョンを掲げ、家庭での継続的な血圧測定や心房細動の早期発見に取り組んでいます。心電図記録の重要性や心房細動早期発見の必要性についての啓発活動も行い、一般の方々への教育にも力を入れています。今後は、世界各地の人々が健康で健やかな生活を送れるよう、医療従事者や研究者と協力し学術活動を広めていく予定です。
学会情報
- - 会長: 佐藤直樹先生(かわぐち心臓呼吸器病院)
- - 会期: 2024年10月4日~6日
- - 会場: 大宮ソニックシティ(埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-7-5)
- - 公式HP: 日本心不全学会
オムロンの最新機器を通じて、より多くの人々が健康管理を行えるようになることが期待されます。