COTTON USA新プロジェクト始動
2016-02-29 15:28:43
COTTON USA、アンリアレイジと伝統工芸が融合した革新的ワークウエアを発表!
COTTON USAの新たな挑戦:伝統と革新が織りなすワークウエア
世界的に高い評価を得るアメリカ綿「COTTON USA」。その高品質と安定供給は、世界のファッションを支える基盤となっています。今回、COTTON USAは、日本の伝統工芸の未来を担う取り組みとして、新たなプロジェクトを始動しました。
職人減少問題とCOTTON USAの挑戦
日本の伝統工芸は世界に誇る技術と文化ですが、近年、後継者不足が深刻な問題となっています。COTTON USAはこの問題に着目し、「COTTON USAマーク」の付いた高品質なアメリカ綿を用いて、伝統工芸の担い手である職人のイメージを刷新するプロジェクトを立ち上げました。
アンリアレイジ×モメンタムファクトリー・Orii
このプロジェクトには、独創的なデザインで知られるファッションブランド「アンリアレイジ」の森永邦彦氏と、富山県高岡市に拠点を置く伝統工芸工房「モメンタムファクトリー・Orii」が参加。400年の歴史を持つ高岡銅器の技術と、最先端のファッションデザインが融合した、革新的なワークウエアが誕生しました。
シミをデザインに昇華させたワークウエア
今回のワークウエアは、工房の床や壁、職人の衣服に付いたシミをデザインに取り入れています。一見するとシンプルな白いユニフォームですが、特殊なプリント技術を用いることで、光を当てると鮮やかな模様が浮かび上がる仕組みです。このシミは、職人の努力と歴史を表す「勲章」としてデザインに昇華され、次世代への継承を象徴しています。
伝統と革新の融合:新しい職人像の創造
定番のワークウエアのデザインを再構築することで、伝統を継承しながらも新しいものを生み出すという、現代における伝統工芸のあり方を表現しています。高品質で丈夫なアメリカ綿は、実用性とファッション性を両立し、職人の作業効率の向上にも繋がります。このワークウエアを通して、COTTON USAは、伝統工芸の担い手である職人たちの魅力を発信し、未来への展望を示唆しています。
プロジェクトの展望
今後はSNSなどを活用したデジタルマーケティングを強化し、5月10日のコットンの日を機に、「COTTON USA AWARD 2016」など、さまざまな活動を展開していく予定です。
まとめ
COTTON USAのこのプロジェクトは、単なるワークウエアの開発にとどまりません。伝統と革新の融合、そして職人減少問題への積極的な取り組みは、日本の伝統工芸の未来を照らす一筋の光となるでしょう。今後、このプロジェクトが日本の伝統工芸にどのような影響を与えるのか、注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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一般財団法人 日本綿業振興会
- 住所
- 大阪府大阪市中央区備後町2-5-8綿業会館6F
- 電話番号
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06-6231-2665