ホロラボ、Apple Vision Pro 対応サービス3種類をリリース - 製造業や建設業、教育訓練の効率化を支援

株式会社ホロラボは、3種類の提供サービスである「mixpace」、「torinome」、「Assists」のApple Vision Pro対応版を開発し、リリースしました。これにより、空間コンピューティング技術を活用した新たなサービスが、製造業、建設業、教育訓練など、様々な分野で活用可能になります。

# mixpace：製造業・建設業向け可視化ソリューション

「mixpace」は、3DCADやBIMで作成した設計データを自動でApple Vision Pro向けに変換するソリューションです。シンプルに操作することで、リアルな空間にバーチャルなオブジェクトを配置でき、レビューや検証、デモなどの用途に活用できます。

Apple Vision Pro版「mixpace」アプリは、App Storeからダウンロードできます。また、7月17日には、ホロラボオフィスにて体験会が開催されます。詳細については、mixpaceのブログページをご確認ください。

# torinome：XR連携デジタルツインプラットフォーム

「torinome」は、Webベースのデジタルツイン基盤とXRアプリ群を組み合わせたプラットフォームです。国土交通省が推進する「Project PLATEAU」で整備・提供される3D都市モデルをベースに、GIS、画像、動画、3Dモデルなど、様々な形式のデータをデジタル地球儀上に配置して管理・可視化できます。

Apple Vision Pro対応版「torinome」では、Web上に実現した未来のまちの景観や人々の営みを、Apple Vision Proの高い没入感で体験できます。従来のiPad版で好評だったまちづくりワークショップでも、よりリアルな体験を提供することが可能になります。

# Assists：MR技術を活用した教育訓練アプリケーション

「Assists」は、製造業などの教育訓練における時間短縮と効率化を目的としたMRアプリケーションです。MR技術により、空間にデジタル情報（テキスト、画像、動画、3Dモデル）を重ねて表示することで、直感的で学習効果の高い体験を提供します。

特に、熟練者のお手本を自由な角度/視点で確認できるモーション再生機能は、従来の動画や写真では難しかった作業の正しい動きとスピード感を習得するのに役立ちます。反復学習も可能なので、指導者が常駐する必要がなくなり、教える側の手間とコストを削減できます。

# ホロラボについて

ホロラボは、AR/VRなどのXR技術や空間コンピューティング、BIM/フォトグラメトリ、3D都市モデルなど、3D空間データと技術を専門とするテクノロジー集団です。目の前の「Wow」な体験から、まちづくりDXにおける都市のデジタルツインまで、広がりゆく領域の最先端技術を研究し、発信しています。

Apple Vision Pro 対応サービスの活用で、様々な分野でのイノベーションを加速

ホロラボが開発した3種類のApple Vision Pro対応サービスは、製造業、建設業、教育訓練など、様々な分野において革新的な変化をもたらす可能性を秘めています。空間コンピューティング技術を活用することで、従来の枠にとらわれない新しいワークフローや学習体験を創造し、業務の効率化やイノベーションを促進する役割を担うことが期待されています。