東京大学松尾研究室発のスタートアップがAI機能をもつ採用SaaSを開発
株式会社EQUES(以下、EQUES)は、東京大学の松尾豊教授の監修のもと、AI技術を駆使した新しい採用SaaS『スタリク』を発表しました。このプロダクトは、EQUESが取り組むAI×SaaSによる人材育成プロジェクトの中で生まれたものです。EQUESは、東京大学院生3名によって設立され、最先端の研究成果をビジネスに活かすことを目指しています。
スタリクとは?
『スタリク』は、EQUESがOne Capital社と共同で開発したSaaSで、VCが投資先スタートアップ企業の求人情報をウェブサイトに掲載できる機能を持っています。これにより、採用候補者を効果的に集客することが可能となります。特に、自然言語処理技術を活用することで、企業が持つ膨大な情報を的確に分析し、ユーザーの関心に応じた募集要項の表示が実現しました。
具体的な機能としては、類似の求人情報が並んだ際にも一見して分かりづらい募集要項に対し、グルーピング機能を設けています。さらに、他の採用管理ツールとの連携機能も開発されており、様々な企業のニーズに対応しています。これらの機能は、EQUESが培った技術力の結晶であり、ユーザーにとって大変使いやすい設計となっています。
起業クエストとは?
EQUESはまた、松尾研の学生起業家育成プログラム『起業クエスト』の一環としても注目されています。このプログラムは、学生の起業成功率を高めるために設計されており、AI技術の基礎から応用、さらにはファイナンスに至るまで幅広く学ぶことができるカリキュラムが整っています。学生は、実践的な知識を体系的に習得し、将来的な起業に向けたスキルを身につけることができます。
会社概要
株式会社EQUESは、2022年に設立され、現在は東京都文京区に位置しています。代表取締役の岸尚希氏が率いるこの企業は、AIソリューション事業を中心に展開しています。EQUESの所在地は、HONGO EGG内で、企業の課題解決に向けた様々なプロジェクトに取り組んでいます。公式ウェブサイト(
EQUES公式サイト)では、さらなる詳細情報が掲載されています。
未来に向けた展望
EQUESは、今後も企業が求める付加価値創出を支援するため、斬新なAI技術の開発に邁進していきます。新たにリリースされた『スタリク』は、採用の現場における課題を解決するための重要なソリューションとなるでしょう。AI技術を駆使するEQUESの今後の活動に目が離せません。