DXYZが「デュオフラッツ品川戸越」に顔認証プラットフォームを導入
DXYZ(ディクシーズ)株式会社が提供する顔認証IDプラットフォーム「FreeiD」が、フージャースアセットマネジメントが開発する新物件「デュオフラッツ品川戸越」に導入されることが発表されました。この導入は、フージャース初の試みとして、住環境に新たな利便性とセキュリティをもたらすものです。
「デュオフラッツ品川戸越」の立地と概要
「デュオフラッツ品川戸越」は東京都品川区の便利な住宅街に位置し、都心へのアクセスがスムーズです。周辺には戸越銀座商店街が広がっており、約400店舗がひしめく活気あるエリアです。この物件は2025年8月に竣工予定で、13階建て、総戸数は23戸の賃貸マンションです。
導入される「FreeiD」について
「FreeiD」は、顔認証を基盤としたIDプラットフォームで、財布や身分証明書が不要になる未来を提供します。入退場や決済、本人確認がスムーズに行えるため、住民はストレスなく生活ができるのです。顔を登録するだけで、様々な場面で利便性が向上します。
特に集合住宅向けの「FreeiDマンション」ソリューションは、鍵なしで生活ができる「オール顔認証マンション®」を展開しており、エントランスやエレベーターでの顔認証が実現可能です。これにより、入居者の生活の質が大幅に向上すると期待されており、現在218棟がすでに導入されています。
企業のビジョンと今後の展望
DXYZの代表取締役中西聖氏は、「顔をあげて、人と向き合う。世界の実現を目指す」と表現し、顔認証による利便性が人々の行動をより活動的にすることを目指しています。「顔ダケでつながる未来」は、移動や買い物、遊び、交流といった日常生活をよりシームレスにすることでしょう。
検討される今後の展開
この顔認証技術の導入が成功すれば、同様のシステムが他の住宅やオフィス、さらにはテーマパークや保育園など様々な施設にも広がる可能性があります。現に、DXYZでは「FreeiD Pay」のような顔認証決済システムも進行中で、多様な利用シーンが想定されています。これにより、地域全体のデジタル化が加速し、住民の生活がさらなる快適さを享受できるようになるでしょう。
「デュオフラッツ品川戸越」への「FreeiD」の導入は、住環境の新しい形を提示し、暮らしの質を向上させる大きな一歩となることが期待されます。今後の動向に注目です。