水で予防する認知症
2020-04-06 16:00:31
水分補給がもたらす認知症改善の新メソッドを紹介
水分補給が認知症を改善する理由
最近、認知症の予防や改善において水の摂取が大きな影響を与えるという新たなメソッドが注目を集めています。その本質を掘り下げた書籍が、株式会社KADOKAWAから発売されました。本書は、「なぜ水を飲むだけで『認知症』が改善するのか」と題し、著者の山下哲司氏が水分補給の重要性を解説しています。
なぜ水分補給が重要なのか?
脳は体の中で最も水分を必要とする器官の一つであり、脱水が進むことで認知機能に深刻な影響を及ぼすことが明らかになっています。著者は、1日1.5リットルの水分補給を推奨しており、これは認知症予防にとって欠かせない基本となる考え方です。「水は最も安価で副作用がない百薬の長」というフレーズは、この視点を象徴すると言えるでしょう。
介護の現場からのアプローチ
著者の山下氏は、日本の少子高齢化という社会課題に取り組み、高齢者介護の問題解決に向けてリハビリ型デイサービス『リハプライド』を展開しています。このサービスはシニアフィットネスの要素を取り入れ、運動機能の回復に特化したプログラムを提供しています。利用者が自立した生活を送れるよう、無理のないリハビリが行われています。
自立を目指す介護のメソッド
本書では水分補給の重要性の他にも、寝たきりを防ぐための2つの習慣や、6つのパワーリハビリ体操が取り入れられています。これらはイラスト付きでわかりやすく紹介されており、誰でも実践できる内容となっています。介護を必要とする高齢者の方々が、自らの力でできることを増やし、安定した生活を送れるようになる手助けを目指しています。
まとめ
著者の経歴や専門性を考慮すると、山下氏の提案するメソッドは実績に裏打ちされたものです。国際医療福祉大学大学院で自立支援介護学を学んだ背景を持ち、学術的な根拠と実践を融合した介護プログラムは、従来の介護の在り方を見直すきっかけとなるでしょう。
「介護で会社を辞める前に読む本」や「イラストでわかる! 介護がいらなくなる驚異のリハビリ」など、他の著書も含めて、山下氏の提案する新しい介護の形に注目です。
現在、書籍は好評発売中で、購入はAmazonや三省堂などで可能です。介護だけでなく、自らの健康を維持するためにも役立つ知識が詰まっています。
自立を目指したい方々や、ご家族の介護に悩む方々に是非とも手に取っていただきたい内容です。
会社情報
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リハコンテンツ株式会社
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