enechain経営体制強化
2025-02-03 17:50:39

株式会社enechain、新執行役員選任で経営体制を強化し事業拡大を目指す

株式会社enechain、新たな執行役員を迎えて経営体制を強化



東京都港区に本社を置く株式会社enechainは、2025年2月1日より新たに2名の執行役員を任命し、経営体制を一層強化することを発表しました。経営陣の人事変更は、同社の掲げるミッション「Building Energy Markets, Coloring Our Society」の実現に向けた重要なステップとなります。

エネルギー市場改革に向けた取り組み



enechainは、卸電力や環境価値を取引するマーケットプレイスを提供し、エネルギー業界の課題に取り組んでいます。昨年度、同社は電力卸取引に特化した「eSquare Live(イースクエア・ライブ)」というプラットフォームを大幅に改修し、新たな取引の形を築きました。さらに、子会社eClearが三菱UFJ銀行からの資本参画を受け、三井住友フィナンシャルグループとの合弁事業「eXstend」の設立といった重要な施策も推進しています。

これらの施策を通じて、enechainはエネルギー業界の革新を目指しており、テクノロジーを駆使して効率的な市場の構築を進めています。しかしながら、世界的なエネルギー情勢は変化が激しく、特に日本のエネルギー事業者は価格変動リスクへの対策が求められています。そのため、同社は流動性の向上を図り、欧米企業と同等の規模のマーケットプレイスを実現する必要があります。

新任執行役員のプロフィール



新たに任命された執行役員は、以下の通りです。

新井友也(あらい ともや)

新井氏は、日揮株式会社で石油化学プラントの設計と建設に従事した後、外資系コンサルティングファームにて様々な業界の事業戦略の策定や全社的なトランスフォーメーションに関わってきました。2017年にはA.T. カーニーに入社し、エネルギー業界向けのプロジェクトをリードした経験を持ちます。そして2022年にenechainに入社後、2024年から株式会社eXstendの代表取締役に就任し、今回執行役員に選任されました。彼の幅広い経験は、同社にとって大きな資産となるでしょう。

大橋奎哉(おおはし けいや)

大橋氏は、IT企業グリーでソーシャルゲームのプロデューサーとしてキャリアをスタートさせ、その後メルカリに入社、アメリカと日本市場向けの製品開発に携わりました。決済の新規事業「メルペイ」の立ち上げにおいても力を発揮し、後に製造業向けのDXツール関連の会社でCPOとしても活躍しました。2022年にenechainに入社し、2025年2月から執行役員に就任します。

経営体制強化の意義



今回の執行役員の選任は、enechainが今後の成長を見据えた重要な取り組みです。新たなリーダーシップによって、エネルギー市場の流動性を向上させ、持続可能な社会の実現に向けた活動を促進することが期待されています。今後の展開にも目が離せません。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
株式会社enechain
住所
東京都港区南青山3-11-13新青山東急ビル7F
電話番号

トピックス(経済)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。