俳優の東出昌大が、早稲田大学で人生初の大学講義に挑戦することが決定しました。12月10日(火)に開催されるイベント「非常識リテラシー」では、東出昌大が講師となり、学生たちと現代社会における「常識」や「正しい」について語り合います。
東出昌大は、猟師、俳優、舞台演劇など多岐にわたる活動で知られています。今回の講義では、自身の経験や哲学を交えながら、学生たちと現代社会の生き方や幸福について、答えのない問いを探求していく予定です。
イベントは、早稲田大学広告研究会が主催し、早稲田大学大隈記念講堂で開催されます。早稲田大学広告研究会は、これまで企業をクライアントとして映像やグラフィックなどの広告制作を行ってきたほか、早稲田祭ではアンミカや那須川天心などの豪華ゲストを招いたトークイベントや、go!go!vanillasやindigo la Endなどのライブイベントを開催してきました。
今回のイベントは、早稲田大学の実際の講義と同じ時間帯(火曜4限)に開催され、学生と「対話」を重ねて作り上げる新しい試みです。単なる「講義」や「トークショー」ではなく、観客と対話を重ねながら、現代社会における「常識」とは何か、「正しい」とは何かを考え、議論を深めていきます。
東出昌大は、講師という立場を取りながらも、学生たちと直接対話をすることで、自身の考えや経験を率直に語り、現在の心境や持ち前の哲学を赤裸々に語る姿が見どころです。
「非常識リテラシー」というイベント名は、正しいとされている価値観を振りかざし、他者を排除するような現代社会に対して疑問を投げかけるものとなっています。東出昌大は、「常識」は移り変わるものであり、価値観に縛られるべきではないという想いを込めて、このイベント名を選びました。
イベントへの参加は、事前抽選制となっており、イベント公式LINEから応募可能です。抽選結果は11月19日(火)に発表されます。
東出昌大は、2012年に映画『桐島、部活やめるってよ』で俳優デビューし、第36回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しました。その後、数々の映画やドラマに出演し、活躍を続けています。主な作品には、『寝ても覚めても』『コンフィデンスマンJP』シリーズ『スパイの妻』『BLUE』『草の響き』『Winny』『福田村事件』『WILL』『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』などがあります。