板金モノづくり体験
2024-08-26 14:42:12

未来のクリエイターを育てる「板金モノづくり体験」ワークショップ

未来のクリエイターを育てる「板金モノづくり体験」ワークショップ



2024年8月3日と4日、東京都立産業貿易センター浜松町館で開催された「モノづくり体感スタジアム2024」。このイベントにおいて、株式会社アマダが提供したワークショップ「板金モノづくり体験!ハサミとオリジナルチタングッズを作ろう」は、子どもたちに金属加工の楽しさを伝える素晴らしい機会となりました。イベントは、日刊工業新聞社が主催する体験型イベントであり、モノづくりや理科の興味を促すことを目指しています。

板金ハサミの制作



このワークショップの中心的なアクティビティは、参加者が板金マシンを使用し、実際にステンレス板からハサミを組み立てるというものでした。まず、各参加者に提供されたのは、加工済みのステンレス板。そこから、必要なナットやボルトを取り出し、組み立て作業を行いました。さらに、工具も一緒に用意され、全てが一枚の板から成り立っていることに子どもたちは驚きの声を上げていました。難しい箇所では、保護者やスタッフが手を貸し、協力しながらの作業が進められました。完成したハサミはその使いやすさと切れ味の良さで、参加者からは非常に好評でした。

オリジナルチタンキーホルダー



次に行われたのはオリジナルチタンキーホルダー作りです。この体験では、陽極酸化装置を用いてチタンに酸化被膜を生成するプロセスを学びました。膜の厚さによって色が変わる特性を利用し、参加者は自身で色を選び、チタンプレートにシールを貼ってオリジナルのデザインを考えました。その後、スタッフがプレートを陰極酸化装置に通し、色が変わる様子を興味深く観察しました。子どもたちは、計画的に作業を進める必要があり、試行錯誤を繰り返しながら自分だけの素敵なプレートを完成させていました。

参加者の声



参加者たちからは、「金属加工のおもしろさが十分に伝わる、とてもおもしろい体験でした。チタンの酸化被膜を目の前で見ることができワクワクしました」といった感想が寄せられました。また、「金属や酸素について、小学生でも分かりやすく、とても勉強になりました」という声や、「ハサミを分解してみたいと思ったことがあるので、おもしろかったです。説明も資料も分かりやすく、とても楽しかったです」といった具体的な意見もあり、参加者たちの満足度の高さが伺えました。

「モノづくり体感スタジアム」概要



「モノづくり体感スタジアム」は、モノづくりの楽しさを子どもたちに広めるためのイベントであり、2024年も多くの子どもたちに新たな体験を提供することが期待されます。次回参加を希望される方は、公式ホームページにて詳細を確認してください。

  • - 開催日時: 2024年8月3日(土)~4日(日)10:00~17:00
  • - 場所: 東京都立産業貿易センター浜松町館5階展示室、4階会議室
  • - 対象年齢: 3歳~中学3年生(ワークショップごとに異なります)
  • - 参加費用: 無料
  • - 主催: モノづくり日本会議、日刊工業新聞社
  • - ホームページ: モノづくり体感スタジアム公式サイト

金属加工の魅力を感じながら、子どもたちのクリエイティブな力を育む「板金モノづくり体験」。この体験が未来の技術者やアーティストたちに大きな影響を与えることを期待しています。


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会社情報

会社名
株式会社アマダ
住所
神奈川県伊勢原市石田200
電話番号

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