クルーズ旅客の受入機能高度化に向けた取り組み
国土交通省は、クルーズ旅客の利便性と安全性を向上させるための「クルーズ旅客の受入機能高度化に向けた検討会」を開催します。これは、クルーズ業界の成長と観光立国としての目標達成に向けた重要なステップとされています。
クルーズ業界の現状
国際クルーズの運航が再開されてから2年が経過し、その間に日本を訪れる外国クルーズ船の寄港回数が2,000回を超えました。これは、観光立国推進基本計画における目標達成に向けた重要な指標であり、クルーズ旅客の満足度向上やリピート寄港を促進する取り組みが求められています。
検討会の目的
第3回検討会では、昨年行われた第2回検討会での議論に基づき、現地実証の結果を踏まえて「クルーズ旅客の受入機能高度化に関するガイドライン」の策定を進めます。このガイドラインは、クルーズ船が寄港する際に、旅客の受け入れに関する利便性と安全性をさらに高めるためのものです。
開催概要
今回の検討会は以下の日程で開催されます:
- - 日時:令和7年2月7日(金)10:30~12:00
- - 場所:ビジョンセンター新橋 会議室1702(東京都千代田区内幸町1-5-2)
主な議事内容としては、前回会議やワーキンググループからの意見、およびこれに対する対応策を議論し、ガイドライン案についても検討を行います。このガイドラインは令和6年度中に策定される見込みです。
参加条件と情報公開
本検討会は非公開ですが、冒頭挨拶時のカメラ撮影が可能となっています。撮影を希望する方は、事前に指定されたメールアドレスへ申し込みが必要です。また、会議の資料や議事概要は後日国土交通省の公式ホームページにて公開される予定です。
お問い合わせ
本案内に関する疑問や詳細については、国土交通省の港湾局産業港湾課クルーズ振興室にお問い合わせください。電話番号は03-5253-8111(直通:03-5253-8673)です。
最後に
クルーズ業界における利便性と安全性の向上は観光産業全体にとって意義深い課題であり、今後の取り組みが注目されます。新ガイドラインの策定を通じて、クルーズ旅客の体験がさらに充実したものになることが期待されています。