エマソンの水素革命
2022-12-08 07:00:01

エマソン、韓国の水素ステーション自動化で革命を起こす

エマソン、韓国最大級の水素補給ステーションの自動化プロジェクトに選ばれる



エマソンが選ばれたのは、KOHYGEN社との共同プロジェクトにおいて、世界最大の商用車用水素補給ステーションの自動化を実現するためです。この取り組みは、二酸化炭素の排出量を減少させ、水素エネルギーへの投資を促進することで、持続可能な社会を目指す道筋を示しています。

KOHYGEN社のCEOであるKyungSil Lee氏は、「IT技術を駆使した統合オペレーションと効率的な充填システムを通じて、安全な水素充填インフラを作ります」と述べています。エマソンは、韓国や他の国々が豊富なクリーンエネルギーを確保するための支援をしていることも強調しました。

このプロジェクトの第一号となる全州市の平和水素ステーションは、韓国全土に設置予定の35ヵ所の大容量水素補給ステーションの起点です。毎時300kgの水素を充填でき、その能力は通常の水素ステーションの約12倍です。この水素ステーションは、1時間に最大15台、1日に100台以上のバスやトラックへの充填が可能です。

エマソンとKOHYGEN社は、将来的な大容量の商用燃料補給ステーションの技術基準を共同で開発しており、安定した水素供給チェーンを目指しています。さらに彼らは、水素を燃料とする航空機や船舶などさまざまな輸送手段にサービスを提供するため、KOHYGEN社の水素充填プラットフォームを拡大する計画を持っています。

エマソンのCSO、Mike Train氏も「KOHYGENとの提携は、エネルギーミックスの多様化に向けた重要なステップです」とコメントしています。エマソンは、温度トランスミッタ、流量計、圧力トランスミッタ、プログラマブル ロジック コントローラ(PLC)、バルブなどの技術を提供し、韓国の水素市場において高いパフォーマンスを実現するモデルを開発しています。

KOHYGEN社は、韓国のエネルギー市場で名高い企業9社と共同で出資し、その活動を支えるプラットフォームを形成しています。これらの企業には、韓国地域暖房公社、現代自動車、GSカルテックスなどが名を連ねています。

エマソンの水素バリューチェーンにおける役割についてさらに詳しい情報は、公式ウェブサイトでご覧いただけます。

エマソンのグローバルな技術力



エマソン(NYSE: EMR)は、テクノロジーとソフトウェアのグローバルリーダーであり、幅広い業界に向けて革新的なソリューションを提供しています。特に、オートメーション分野においては、業務の最適化や温室労働者の保護、排出量削減に寄与し続けています。

日本国内では、日本エマソン株式会社を含む数社が事業を展開しており、合弁事業も行っています。さらに詳しい情報は、こちらからお問い合わせください。

会社情報

会社名
日本エマソン株式会社
住所
東京都港区芝浦1-2-1シーバンスN館17階
電話番号
03-4572-6800

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