国際協力の日にリジェネラティブな生き方を探求するポップアップイベント
2024年10月6日、東京の日本科学未来館で「国際協力の日」を記念したポップアップイベントが開催されます。このイベントは、日本とインドネシア・バリ島を拠点に活動する一般社団法人Earth Companyが10周年を迎えるにあたり、特別なゲストを招いてリジェネラティブな生き方を考える機会を提供します。
開催のコンセプト
「リジェネラティブ」とは、もともと自然と共生しながら成長する農業や社会のあり方を指して使われてきた用語です。現在は、その概念が拡大し、持続可能な発展を目指す「SDGsの先を越える新しい生き方」として注目を集めています。Earth Companyはこの考えを基に、12年間でアジア太平洋地域で430万人以上への支援を行い、また未来を担う人材の育成研修を24ヶ国で提供してきました。
しかし、現代は生物多様性が急激に失われつつある危機的な時期でもあります。国連が「2021年~2030年」を「国連生態系回復の10年」と定めている背景には、私たち人類の行動が非常に重要な意味を持つからです。このポップアップイベントは、地球全体の共存を考えるきっかけを提供する場として設けられました。
第1部:共繁栄を求めて
イベントの第一部では、地球全体の共繁栄を目指す社会起業家や企業の経営者が登壇し、色々な観点からリジェネラティブな取り組みについて語ります。特に、従来のビジネスの枠を超えた新しい価値観の構築が求められています。知名度の高い研究者も加わり、ウェルビーイングと呼ばれる幸福や健康を考える重要性についての意見も交わします。
ここでは、Earth Companyの共同創設者である濱川明日香氏が、団体のこれまでの歩みや今後のビジョンをお話しします。また、アジア太平洋地域の社会課題解決に挑む傑出したチェンジメーカーたちの取り組みを通して、リジェネラティブアプローチがどのように社会に影響を与えられるのか探ります。
第2部:Mana Kitchenのポップアップ
イベントの第二部では、バリ島のエシカルホテルである「Mana Earthly Paradise」のレストラン「Mana Kitchen」からの特別メニューが楽しめます。日本のスーパーフードを使ったインドネシア料理を通じて、単なる食事以上の体験を提供することを目指しています。
このポップアップでは、美味しい料理を味わいながら、参加者同士での交流も促進されます。食は私たちの健康や地球環境に密接に関連しているため、リジェネラティブな生き方を体感できる貴重な機会です。
開催概要
- - 日時: 2024年10月6日(日)17:30-21:30
- - 場所: 日本科学未来館(東京都江東区青海2-3-6)
- - 参加費:
- 第一部: 一般2,000円/学生1,000円(先着200名)
- 第二部: 一般5,500円/学生3,000円(先着100名)
この特別なイベントを通じて、多くの方がリジェネラティブな生き方について新しい視点を得ることができるでしょう。ぜひこの機会に参加して、自分自身と地球の未来について考えてみてはいかがでしょうか。