株式会社ヘンリーが電子カルテ認証申請を完了
株式会社ヘンリーは、病院向けクラウド基幹システム「Henry」の厚生労働省による電子カルテの標準仕様に基づく認証申請を完了しました。2026年11月1日に申請受付が開始されたこの制度には多くの病院が注目しています。
本認証制度の意義
厚労省が制定したこの認証制度は、電子カルテが国の標準仕様に適合しているかを評価し、病院が安心して利用できるようにすることを目的としています。改正医療法に基づき、2025年12月に公布された内容では、2030年までに電子カルテの普及率をほぼ100%達成することが示されています。
今回、ヘンリーが申請した理由は、既存のシステムがすでにこの標準仕様に適合しているからです。具体的には、新たな開発を行うことなく、全導入済みの病院で利用されている「Henry」を基に申請を行っています。
申請の内容と評価項目
制度の評価項目には、以下のような内容が含まれています。
- - 単一コードベースのマルチテナント方式:全ての病院に同一バージョンを提供し、個別改修は行わない方式です。
- - レセコン機能の内包:電子カルテ、オーダー、レセコンが一体化され、診療報酬改定にも容易に対応可能です。
- - データ保管とセキュリティ:国内でのデータ保管と高い安全性を確保しています。特に、感染症やサイバー攻撃が懸念される中、セキュリティの強化が求められています。
また、稼働率が99.9%以上であることは、ヘンリーが信頼性の高いシステムを提供していることを示しています。実際に、過去1年で30以上の病院に導入され、特に地方の医療機関に多くの支持を得ています。
セキュリティ対策
ヘンリーでは、セキュリティの重要性にも注力しています。具体的な対策として、ISMS認証、ペネトレーションテスト、継続的なセキュリティパッチの適用などが挙げられます。これにより、医療機関へのサイバー攻撃からデータを保護し、病院の負担を軽減することが目的とされています。
ヘンリーの今後
ヘンリーは、認証が下りるまでの間に、機能の拡充や柔軟な導入体制を整えていく方針です。また、全国から寄せられている問い合わせに対しても、対応を迅速に行う予定です。
CEOのコメント
ヘンリーの代表取締役CEO、逆瀬川光人氏は「国の標準仕様に適合した製品を早急に病院に届けることが我々の使命です。認証取得後も、より多くの医療機関に安定してサービスを提供していく考えです」と述べています。
まとめ
病院においてデジタル化が必要とされる中、ヘンリーは多くの期待と共に進捗を見せています。電子カルテのクラウド型基幹システムとして、今後の展開に注目です。ヘンリーがもたらす変革が、医療の現場をどう変えるのか、注目が集まります。