デジタルサイネージで応援の新常識、「CheerSPOT」登場
株式会社INFORICHが開発した新しいプラットフォーム「CheerSPOT」が、2024年11月を目指して年内に提供開始されることが発表されました。この革新的なサービスは、国内約4万4000箇所に設置されたデジタルサイネージを通じて個人のファンがアーティストを応援することを可能にします。これによって、今まで個人での出稿が難しかったデジタルサイネージでの応援メッセージを、誰もが手軽に行えるようになります。
「CheerSPOT」の魅力とは?
「CheerSPOT」がもたらす最大の特徴は、ファンが数百円からの料金で、自分の好きなアーティストへ応援メッセージを発信できる点です。ペンネームを使用してメッセージを投稿できるため、匿名性を保ちながらも強い想いを届けることができます。アーティストにとっても、ファンからのメッセージが掲載されることで、より多くの人の目に触れる機会が増え、活動をさらに広げる好循環を作ることが可能になります。
この新サービスは、アーティスト事務所から提供される素材を用いるため、著作権問題もクリアしており、安心して利用できる仕組みになっています。これまでSNSなどで行っていた応援メッセージの投稿が、街中に設置されたデジタルサイネージを利用することで、よりリアルに表現できる手法へと進化しました。
なぜ今「CheerSPOT」が必要とされるのか
INFORICHのミッション「Bridging Beyond Borders」に基づき、国や文化を越えて人々をつなげるエンターテイメントの力を活用していく中で、この「CheerSPOT」は、ますます重要になると考えています。エンターテイメントは、世代や国を問わず、多くの人に感動や幸せをもたらします。今後はVtuberやアニメIPとのコラボレーションも予定されており、一個人が主役となる時代に向けた新たなコンテンツの展開にも期待が寄せられます。
「CheerSPOT」利用の流れ
ユーザーは、CheerSPOTアプリを通じて応援したいアーティストを選び、表示したいエリアや日時を設定します。メッセージの素材を選び、デザインを決定した後、MAP上で指定のサイネージを選択し、決済を完了させると応援メッセージが投稿される仕組みです。このシンプルな流れによって、気軽にアーティストへの応援が可能になりました。
料金設定と今後の展開
「CheerSPOT」では、1枠の配信単価が420円から設定されています。これは1台につき15秒、1週間での利用が可能です。場所やサイネージの大きさ、イベントの種類によって料金は変動しますが、手軽に利用できる価格設定が魅力です。
今後、「CheerSPOT」にはアーティストからファンに向けたデジタルグッズの提供やPR動画投稿機能、楽曲提供機能など、様々な機能が追加される予定です。また、海外の地域にも展開され、グローバルに応援が可能になることが期待されています。
キャンペーン予定
提供開始にあたり、応援可能なアーティストが発表される際に、利用者には期間中に一人当たり最大3万円まで料金が無料となるキャンペーンも予定されています。詳細は公式サイトでお知らせされる予定です。
未来への展望
「ChargeSPOT」のデジタルサイネージの拡張は、個人が公共の場で手軽に応援を発信できる環境を提供し、エンターテイメントの新しい形を提供していきます。INFORICHは、「INFORICH VISION 2030」に掲げる「日常に溶け込むワクワクと『あってよかった』がめぐる世界」の実現に向け、今後も進化を続けていくでしょう。