大学基準協会が「大学進学セミナー」を開催、入試の実態に迫る

大学基準協会が開催する「大学進学セミナー」

2024年9月28日、公益財団法人大学基準協会が「大学進学セミナー」を企画しています。このオンラインセミナーは、大学入試に関する最新の情報や高大接続に焦点を当てた重要なイベントです。講演者として、進研アド社の主席研究員中村浩二氏、同協会の事務局次長田代守氏、早稲田大学教授沖清豪氏を迎え、参加者の多様な疑問に答える内容を用意しています。

セミナーの目的

このセミナーは、高校教員や教育関係者に、大学入試の現状と認証評価制度について詳しく学んでいただくことを目的としています。大学基準協会が設立された1947年からの活動やその成果についての理解が深まることを期待しています。昨年度開催された「大学進学セミナー」も大変好評で、多くの参加者から有益な意見が寄せられました。

セミナーの内容

日時

- 2024年9月28日（土） 14:00～16:10

セミナー形式

- オンライン・Zoomウェビナー形式

定員

- 1,000名

参加費

- 無料

講演内容

1. 「大学入試で今起きていること～大学入試の現状と求められる高大接続」
講演者：中村浩二氏（進研アドマーケティングリサーチ部主席研究員）

2. 「大学評価結果からわかる、学生の受け入れ等の状況（仮題）」
講演者：田代守氏（大学基準協会事務局次長）

3. 「高大接続改革が大学教育と入学者選抜に与えた影響～大学入学共通テスト導入とその後の動向」
講演者：沖清豪氏（早稲田大学文学学術院教授）

このセミナーは、高校教育に従事する教員を主な対象としていますが、どなたでも参加可能ですので、多くの方々の参加をお待ちしています。

参加者の声

昨年の参加者からは、進路選択において幅広い考え方が生まれたり、大学評価の専門家から直接の話を聞くことができたという貴重な体験が寄せられました。また、認証評価の重要性についても理解が深まったと感じる参加者が多く、結果的に進路指導に役立てることができたという意見もありました。

大学基準協会について

大学基準協会は、法人として大学の質向上に寄与するために設立されました。国内の大学46校が設立に参加し、独自に教育・研究の評価を行っています。2004年からは法的に認証評価を実施し、その制度は、すべての大学に義務付けられています。また、2022年には国際的な質保証ネットワークから認証を受け、国際的にもその活動が評価されています。