親戚付き合い、どうしてる?500人アンケートでわかった、現代人のホンネ!
「親戚付き合い、正直面倒…」と感じている人も多いのではないでしょうか?
近年は核家族化や少子化が進み、昔のように頻繁に親戚と顔を合わせる機会は減っています。
しかし、冠婚葬祭など、どうしても顔を合わせなければならない場面もあるでしょう。
そこで、株式会社AlbaLinkが全国の男女500人を対象に実施した「親戚付き合いに関する意識調査」の結果から、現代人の親戚付き合いに対するホンネを探ってみました。
親戚付き合いをしている人は46.8%!半数以下という結果に
調査の結果、親戚付き合いをしていると回答した人は全体の46.8%でした。
半数以下という結果は、現代において親戚付き合いが希薄になっていることを示唆しています。
親戚付き合いが希薄化している理由としては、核家族化や少子化に加え、親族がバラバラの場所に住んでいることなどが挙げられます。
かつてはお正月やお盆に祖父母の家が集まる場所として機能していた実家も、高齢化や空き家問題によって、集まる場所がなくなってしまうケースも少なくありません。
親戚と会うのは「冠婚葬祭のみ」が33.4%!
親戚と会う頻度について、最も多かった回答は「冠婚葬祭のみ」で、33.4%でした。
「帰省時のみ」「冠婚葬祭とお正月・お盆くらいしか会わない」という回答も多く、親戚と会う頻度は全体的に低いようです。
親戚と会うのは年に2~3回程度、多くても年数回程度という人が多いようです。
ただし、日常的・定期的に親戚と会っている人からは、「近くに住んでいる」という回答も多数寄せられました。
親戚付き合いは「必要」と感じる人が63.4%!
親戚付き合いが必要かどうかについては、「とても必要」「まあ必要」と回答した人が合わせて63.4%で、半数を超えています。
親戚付き合いが必要な理由としては、「祖父母の世話やお墓の管理を任せている」「家族に何かあったとき、親族を頼りたい」といった、具体的なメリットがあるからという声が多く聞かれました。
一方で、親族を心の許せる存在として大切にしており、繋がりを守るために親戚付き合いが必要だと感じている人もいました。
親戚付き合いが「好き」と答えた人は41.0%!
親戚付き合いが好きかどうかについては、「好き」「まあ好き」と回答した人が合わせて41.0%でした。
「必要だから親戚付き合いをしているけれど、本当は嫌」と感じている人も多いようです。
親戚付き合いが好きかどうかは、自分の親が親族とどう付き合ってきたかや、親族の性格・価値観にも大きく影響されるようです。
気の合う親族が多いなら、親戚付き合いは好きと感じる人が多いでしょう。
しかし、実際には、性格や価値観が合う親族ばかりではありません。
また、親族という縛りがあるために、「苦手でも付き合わないといけない雰囲気」「理不尽だと思っても、親族の習慣に合わせないといけない雰囲気」になってしまうのが嫌だという人もいるようです。
親戚付き合いが好きな理由1位は「会うと楽しい」!
親戚付き合いが好きな理由として最も多かったのは、「会うと楽しい」でした。
「楽しいから好き」というシンプルな理由ですが、親族と楽しく過ごせることは、親戚付き合いをする上での大きなモチベーションになっているようです。
親戚付き合いが嫌いな理由1位は「会うと気を遣う」!
親戚付き合いが嫌いな理由として最も多かったのは、「会うと気を遣う」でした。
家族でもない、友人でもない親戚との距離感がわからず、気を遣ってしまうという声が多数寄せられました。
特に、親族一同が集まる場では、大人数の中でどう振る舞ったらいいかわからないと感じ、疲れてしまう人もいるようです。
まとめ:親戚付き合いは「相性」と「経験」で決まる!
親戚付き合いが好きか嫌いかは、「親戚との相性」や「親戚付き合いの経験や頻度」に大きく左右されます。
親戚と価値観が合わないと、会話がつらく感じてしまうこともあります。
しかし、親戚付き合いによって助け合いができるメリットもあり、必要性を感じている人が多いのも確かです。
無理に親戚付き合いをする必要はありませんが、「親戚付き合いなんて無駄でしかない」と頭ごなしに拒否するのはもったいないかもしれません。
今回のアンケート調査は、親戚付き合いに対する現代人の意識を浮き彫りにしました。
親戚との関係を見直し、自分にとって心地よい付き合い方を考えてみてはいかがでしょうか。