新しいバレエの楽しみ方
2024-04-01 09:30:02
大人たちが憧れるバレエの新たな楽しみ方を提案する旅
大人向けバレエの楽しみ方を広げる旅の企画
バレエは多くの人に夢を与えるアートですが、特に大人向けの新たな楽しみ方が注目されています。Jardin des Costumes(ジャルダン デ コスチューム)は、衣装作家である木村章子氏が創業した大阪のバレエ衣装オーダーメイドブランドです。今彼女は、バレエの新たな楽しみ方を模索しており、2025年に開催予定の「衣装作家と巡るフランスツアー」を通じてそれを実現しようとしています。
バレエ歴42年の心意気
木村氏は幼少期からバレエを始め、今年で42年のバレエ歴を誇るベテラン。衣装製作に20年以上の経験を持ち、服飾専門学校で後進の指導にも力を注いでいます。彼女の目標は、「いつかパリオペラ座の衣装を作りたい」という夢を持ち続け、その実現を一歩ずつ近づけています。今年、パリファッションウィークでのランウェイショーが決定しており、その準備に余念がありません。
大人向けのバレエブーム
バレエは以前から子ども達のためのものとされていましたが、今や大人がバレエを楽しむ時代に突入しました。特に60代、70代の女性がバレエを始める例が増えており、その背景には健康寿命の延伸を願うニーズがあります。近年では「大人のためのバレエコンクール」も盛況で、40代から60代の大人リーナたちが舞台で輝いています。このような流れの中、Jardin des Costumesは「大人が楽しむバレエ」に特化した商品やイベントの企画を進めています。
大人が楽しめるバレエの可能性
日本でのバレエ人口は約25万人とされ、中でも高齢者層の増加が著しいです。しかし、大人向けに特化したバレエ関連商品や情報はまだまだ不足しています。木村氏は、「大人が楽しめるバレエ〇〇」として、多様な商品開発やイベントの開催を提案しています。これには書籍や雑貨、さらには日本の伝統工芸を取り入れたアートコラボレーションも含まれています。
フランスツアーでの特別な体験
2025年に予定されている「バレエ衣装作家と巡るパリ&フランス8日間の旅」では、参加者はパリオペラ座でのバレエ鑑賞、メルスリー(手芸用品店)や生地屋の散策、さらにはクリスチャン・ディオール美術館の訪問など、特別な体験が可能です。また、木村氏自身も参加者とフランス語で直接コミュニケーションができ、他では味わえない貴重な旅になることでしょう。
コラボレーションの広がり
木村氏は、パリコレに向けたランウェイショーでの特別なコラボレーションも計画中です。日本の伝統工芸「だんじり彫刻」を手掛ける木彫師との共同制作や、友人であるミュージシャンによるオリジナルのショー音楽制作が進行中で、これからどのようなアーティストとのコラボレーションが実現するか、期待が高まります。4月30日からはクラウドファンディングも開始予定です。これは新たなマーケットの開拓を目指す彼女の挑戦の一環です。
まとめ
Jardin des Costumesが提案する「大人が楽しめるバレエ」は、今後のバレエ界において重要なテーマとなりそうです。バレエは年齢を問わず楽しめるアートとして、多くの人々に新たな魅力を伝える可能性を秘めています。木村氏の新たな夢は、パリでの成功と共に実現へと近づいていくでしょう。今後の動向に注目です。
会社情報
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Jardin des Costumes
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