富士ミネラルウォーターが新たなビジュアル・アイデンティティを導入
富士ミネラルウォーター株式会社(本社:東京都渋谷区)が、創業96周年を迎えるにあたり、ビジュアル・アイデンティティ(VI)のリニューアルを発表しました。この刷新は、2029年の創業100周年を見据えたものであり、今後の持続的な成長を目指して、"伝統の継承"と"未来への進化"を融合させた新たなブランド体験を創出するものです。
1929年から続く名水の歴史
富士ミネラルウォーターは、日本初の炭酸を含まないミネラルウォーターを製造・販売し、日本の水文化を大きく変革してきました。以来、特にその飲みやすい"まろやかな軟水"が高く評価され、全国の著名なホテルやレストラン、国賓を招く公式のシーンでも選ばれています。
今回のVIリニューアルは、単なるビジュアル変更にとどまらず、創業以来の歴史とミネラルウォーター市場におけるパイオニアとしての誇りを表現する重要なステップとなるでしょう。
新たなシンボルマーク
今回のVI改革の中核には、富士ミネラルウォーターを象徴する、パッケージデザインにも使用されている「アーチ越しの富士山」のシンボルマークがあります。長年親しまれてきたものを受け継ぎながらも、現代のデザイン感覚に合わせて新たに昇華されました。
特に、アーチは富士山を引き立てるフレームとして、奥行きと品格をもたらす役割を担っています。再設計された今のアーチは、より精巧で洗練された印象を与え、ブランドのクオリティを強く印象付けます。
デザインとカラーの刷新
さらに、ミネラルウォーターのロゴも変更され、モダンで洗練されたフォントが採用されました。日本の伝統色である"紅色"を基調としたその色合いは、「日本を代表する名水」としての特別な地位を視覚的に表現しています。
タグライン「人をもてなす。」
VIのリニューアルと並行して掲げられた新たなタグライン「人をもてなす。」は、富士ミネラルウォーターが創業以来大切にしているお客様との特別な絆を象徴しています。この言葉には、当社の製品が高級ホテルや特別な場に選ばれる背景が込められています。単なる"水"ではなく、人と人との大切な時間や絆を豊かにするためのお手伝いをする製品としての自負が現れています。
環境配慮型製品の先行導入
新たなVIは、2025年1月29日に先行リリースされた「富士ミネラルウォーター アルミボトル缶」に採用されています。この環境配慮型の製品は、リサイクルが可能なアルミを使用し、デザイン性の高い「アーチ越しの富士山」を美しく表現しています。この新商品は、環境面への貢献とデザインの両方で市場から高い評価を得ています。今後、順次既存商品にもこの新たなVIが展開される予定です。
会社概要
【社名】富士ミネラルウォーター株式会社
【代表者】久保田晃輔
【設立】1929年8月18日
【所在地】東京都渋谷区初台1丁目55番7号
【事業内容】ミネラルウォーターの製造販売、ワインビネガーの製造販売
【株式】非上場
【公式サイト】
富士ミネラルウォーター公式サイト