コクー、挑戦を称える第25回JVAで特別賞受賞

コクー、革新と挑戦で評価される

コクー株式会社は、2025年12月18日に開催された『第25回 Japan Venture Awards』（JVA）において、「JVA審査委員会特別賞」を受賞しました。これは、同社が「人財」と「デジタル」を融合させた事業を通じて、社会のデジタルシフト（DX）を支援していることが評価された結果です。代表取締役CEOの入江雄介氏は、受賞に際して感謝の意を表し、働く人々が自身の「時間の価値」を実感できる社会の実現を目指す必要性を強調しました。

Japan Venture Awardsとは

「Japan Venture Awards」は、独立行政法人中小企業基盤整備機構が主催し、革新的なビジネスモデルや成長が期待される企業の経営者を表彰する制度です。このアワードは、次世代のリーダーとしての起業家を示し、創業意欲を高めることを目的としています。これにより、日本国内のスタートアップ環境がより活性化されることが期待されています。

第25回 Japan Venture Awards 表彰式の様子

入江CEOの意義深いコメント

入江氏は特別賞受賞の感想として、単なる効率化ではなく、個々人が「時間の価値」を理解し、充実した働き方ができる社会の実現に向けて尽力することが、ビジネスの本質的な価値であると再認識したと述べました。また、彼は「人財×デジタル」のアプローチが、より豊かな働き方の実現に寄与することを嬉しく思っています。

コクーの取り組み

コクーが展開する「DX人財サービス」では、労働人口の減少がもたらす人手不足という課題に立ち向かっています。同社は「既存人財の活躍」と「デジタル化による生産性の向上」という、二つの軸での取り組みを行っています。

- 既存人財の活躍：デジタル未経験者を正社員として採用した上で、高品質な教育を提供し、彼らをDX人財として育成します。
- デジタル化による生産性の向上：従業員のデジタルリテラシーを向上させ、テクノロジーを活用して生産性を引き上げます。

特に地方における深刻な人手不足を解消するため、コクーは地域ごとにデジタル未経験者を正社員として雇用し、地元企業のデジタル推進を支えるエコシステムを構築します。この「地産地活モデル」により、地域の雇用創出や資源の有効活用が期待されます。

ビジョンと目標

2030年には、地方拠点を30カ所設立することを目指し、「DX人財輩出企業No.1」を掲げた「VISION 2030」を実現するための取り組みを進めています。このビジョンの元、企業の生産性を向上させ、すべての人が活き活きと働ける社会の実現に向けて努力を続けるとしています。

コクーの企業文化

コクーの強みは、社員一人ひとりが主体的に行動する企業文化にあります。彼らは自身の意見を大切にし、多様なバックグラウンドを持つ人材が集まっています。この多様性の中で共感の輪が広がり、企業全体の成長を加速させています。
更に、同社の社内の女性社員比率は82%にも達しており、様々な分野で活躍する女性だちが業務を推進しています。

コクーの実績は、数々の賞により確認されており、近年では『Forbes JAPAN WOMEN AWARD 2023』において企業ランキングの第2位を取得するなど、女性の活躍を後押しする企業として確立されています。