OmnissaがNutanixと連携、柔軟なデジタルワーク体験を提供へ

デジタルワークプラットフォームのリーダーであるOmnissaが、Nutanix, Inc.とのパートナーシップを公表しました。この新たな協業を通じて、Omnissaの仮想デスクトップ環境「Omnissa Horizon」がNutanixのAHVハイパーバイザーに対応することが明らかとなりました。

この取り組みは、顧客に対してより多くの選択肢を提供し、柔軟性を向上させることが期待されています。Omnissaは、これまで多くのクラウドプラットフォームプロバイダーと連携してきましたが、Nutanixとの統合によって、パブリッククラウドだけでなく、最新のオンプレミス環境でも使用できるようになります。これにより、顧客は仮想デスクトップやアプリケーションの使用方法や場所に関する選択肢が飛躍的に増えることになります。

Omnissaのプロダクト・テクノロジーアライアンス担当シニア・バイス・プレジデントであるバラス・ランガラジャン氏は、この提携によってより多くのコントロールが提供されることを強調しました。彼は、Omnissaが創業当初からの目標として持っていた、幅広いクラウドプラットフォームとの連携と柔軟性の実現が、この新たな協業によって達成されると述べています。そして、Nutanixとの統合は、顧客が最適なインフラで「Horizon」を利用できる柔軟性の好例であるとしています。

具体的には、Nutanix AHVを利用している企業は、Horizonを簡単に導入することができ、分散した従業員に対し、安全で高性能なデジタルワーク体験を提供することが可能になります。Omnissa HorizonとNutanix AHVの統合によって、以下のような効果が実現されるとされています。

1. 選択肢と柔軟性の向上:
今回の統合により、Nutanix Cloud Platformとの連携が進み、ハイブリッドなエンドユーザー環境での展開が可能になります。

2. 運用の簡素化:
Nutanixのクラウドインフラ管理や、OmnissaのApp Volumesを利用することで、大規模なVDI(仮想デスクトップインフラストラクチャ)やアプリケーション公開の作業効率を向上させることが期待されます。

3. シームレスなハイブリッドおよびマルチクラウド対応:
これにより、オンプレミス、プライベートクラウド、パブリッククラウドなど、様々な環境でのワークロードを一元的に管理することが可能です。

Nutanixの製品管理担当シニア・バイス・プレジデントのトーマス・コーネリー氏もこのパートナーシップの重要性を語り、Omnissaの仮想デスクトップとNutanixのインフラ基盤が融合することで、ユーザーに対するエンドユーザーコンピューティングのシンプルさが際立つと述べています。加えて、Nutanix Cloud Platformを通じて、様々な環境においてハイブリッドワークをセキュアに制御するサポートを行っていく方向性も示されています。

Omnissaは、デジタルワークプラットフォームにおけるリーディング企業であり、全世界で最高の働き方を実現するための支援を提供しています。AIベースのプラットフォームは、統合エンドポイント管理、仮想アプリ、デジタル従業員体験、セキュリティに関する最先端のソリューションを兼ね備え、顧客に大きな価値をもたらします。現在、世界中で4,000人以上の従業員を持ち、26,000社の信頼を得ているOmnissaは、20年以上の実績を誇っています。詳細な情報は公式サイトにて確認できます。

会社情報

会社名
Omnissa Japan 合同会社
住所
東京都渋谷区渋谷2-24-12渋谷スクランブルスクエア 39階​
電話番号

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