滋賀の地酒を活用した平和堂の粕汁
滋賀県にお住まいの方や、近隣に旅行で訪れる方に朗報です!平和堂が、滋賀の地酒「七本鎗」の酒粕を使用した粕汁を、2023年11月7日より販売します。この粕汁は、長い歴史を誇る冨田酒造の酒粕を使用した平和堂オリジナル商品で、今年でなんと6回目の販売となります。
酒粕の魅力と発酵食品の重要性
発酵食品は、栄養価が高く、健康維持に役立つとされており、その代表的な存在が酒粕です。しかし、近年では生活スタイルの変化により、酒粕を使用する機会が減少しているという現実があります。そんな中、平和堂と冨田酒造の強力なコラボレーションが実現し、手軽に酒粕を取り入れた粕汁が作られたのです。
今年の粕汁の特長
今年の粕汁は、さらに風味を引き立てるために、みそのリニューアルが行われ、まろやかでコクのある仕上がりとなっています。具材には、鮭や白菜、大根、人参、しめじ、厚揚げなどがたっぷり入っており、ボリューム感も抜群です。寒い冬の季節にぴったりの、体を芯から温めてくれる一品です。
商品概要
- - 商品名: 粕汁(七本鎗の酒粕使用)
- - 販売価格: 本体価格298円(参考税込価格322円)
- - 販売期間: 2023年11月7日~2025年2月下旬予定
- - 取扱店舗: 滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県内の平和堂・エール119店舗(一部店舗を除く)
冨田酒造の歴史
冨田酒造は1534年に創業し、滋賀県長浜市で480年以上の歴史を持っています。彼らの代表銘柄である「七本鎗」は、賤ケ岳の合戦で名を馳せた七人の武者にちなんで名付けられました。地元の減農薬栽培米を使用し、昔ながらの手法で製造される酒は、優れた品質で知られています。
バイヤーからのメッセージ
この粕汁の開発にあたった担当バイヤーは、「滋賀県の酒蔵とのコラボレーションで作りたい」との思いから、冨田酒造との関係が始まりました。ご自身が直接仕入れた酒粕を使用し、平和堂多賀デリカセンターで製造されています。2019年からの販売数は徐々に増加し、現在では冬の定番商品として多くの顧客に親しまれています。
地元のリソースを活用
冨田酒造からは、酒粕には高い栄養価があるものの、利用価値が減少しているという声が聞かれています。平和堂のような大規模な流通を通じて、酒粕の魅力を伝え、多くの人に粕汁を試してもらいたいとの思いが込められています。
「この粕汁を飲んでみて、日本酒にも興味を持っていただければ嬉しいです」とのコメントも寄せられています。
書籍での紹介
この粕汁は、滋賀県出身の島旅イラストエッセイスト松鳥むうさんの著書『粕汁の本はじめました』でも紹介されるなど、注目が集まっています。
冬の寒さを乗り越え、心も体も温まるこの粕汁を、ぜひお楽しみください!