メルカリスタジアムにEV充電器24口、地域活性化を目指す取り組み開始

メルカリスタジアムにEV充電器が24口設置

2025年11月19日、茨城県鹿嶋市のメルカリスタジアムに、6kW出力のEV充電器が24口設置されることが発表されました。この充電器は、電気自動車向けの充電サービスを提供するTerra Charge株式会社によって導入されました。今回の導入は、サッカーＪ１鹿島アントラーズの本拠地であるスタジアムを訪れるファンや地域住民のための公共性の高いEV充電拠点として整備されたもので、地域活性化と脱炭素化を両立させる新たな取り組みとなっています。

スポーツと地域活性化の交差点

メルカリスタジアムは、日本有数のサッカー専用スタジアムとして、鹿島アントラーズのホームゲーム開催時には平均約2万5000人の観客が訪れます。多くの来場者が自動車で訪れるため、EV充電設備の設置は観戦中に手軽に充電できる利便性を提供し、地域の持続可能なインフラ整備にも貢献することが期待されています。

簡単便利なEV充電サービス

設置されたEV充電器は、出力6kWの普通充電器で、24口が用意されています。利用者はスマートフォンでQRコードをスキャンするだけで、アプリをダウンロードせずに充電サービスを利用できるため、ゲストモードも対応しています。

また、EV充電アプリ「テラチャージ」は、この春夏にリニューアル予定で、直感的で使いやすいデザインと操作性を実現。ユーザーが快適に充電できる環境を整えていく姿勢を強調しています。

導入者のコメント

Terra Charge株式会社代表取締役社長の徳重徹氏は、「メルカリスタジアムは地域の誇りであり、未来を担う子どもたちが集う象徴的な場所です。そこにEV充電という新しい社会インフラを整備できたことを大変嬉しく思います。当社は、スポーツや地域イベントを支えるインフラパートナーとして、全国のまちづくりに貢献してまいります」と述べています。