海外旅行と預金意識に関する調査結果
ソニー銀行株式会社が実施した「お客さまの海外旅行への意欲・預金意識」に関する調査では、2024年の海外旅行の需要の高まりが示されています。調査は2024年11月6日から11月20日までの期間に行われ、5,235名のソニー銀行の口座保有者が対象となっています。
1. 海外旅行意欲の上昇
調査結果によると、海外旅行に行った人の割合は前年比8%増の38%に達し、国内旅行と同様に旅行への意欲が高まっています。具体的には、2024年の旅行が最も多かった時期は8月から10月で、いずれも23%を占めており、旅行時期の分散傾向が見られました。特に、夏休みやシルバーウィークをうまく活用している様子が伺えます。お客様からは、「この先、海外旅行に行く予定があるか?」という質問に対し、44%が「1年以内に予定がある」と回答し、需要の高まりが伺えます。
2. 旅行にあたっての不安要素
また、海外旅行の際に懸念される要素として、「為替相場」が69%で最も多く、次に「物価高」と「治安」が52%となりました。特に今の円安やインフレが、旅行への心理的影響を及ぼしていることがわかります。さらに、海外でお金に関する不安要素としては、「盗難や紛失、カードの不正利用」が68%に上りました。これに関連して、旅行会社の感染症関連の懸念は前回から大幅に減少し、わずか15%となっています。
3. 預金意識の変化
円安や物価高の影響を受けて、海外旅行に向けた準備として多めに預金している方は前年より4%増の22%に。さらに、外貨預金が円より多いと回答する人も22%に増加しています。これにより、外貨を事前に購入する際は、57%の利用者が為替レートを見ながら随時購入していることが確認され、特にウォレットの利用が進んでいる姿がみられました。
4. Sony Bank WALLETの魅力
このような背景の中、Sony Bank WALLETの利便性も評価されています。海外では、貯めた外貨をVisa加盟店で使える点や、ATMで現地通貨を引き出せることが高く評価されています。また、国内では利用額に応じてキャッシュバックがある点も魅力です。調査によると、63%の回答者がこのキャッシュバック制度を手軽に活用しているとのこと。
さらに、現在実施中のキャンペーンでは、Sony Bank WALLETを利用してエクスペディアからハワイのホテルを予約すると、利用額が18%割引される特典も用意されています。これにより、さらなる海外旅行の魅力を引き出す施策となっています。
結論
この調査からは、円安やインフレが続く中でも旅行への意欲が高まっていること、そしてそれに伴い預金意識に変化が見られることが明らかになりました。今後の旅行計画に向けて、より賢いお金の使い方が求められています。ソニー銀行としては、顧客が安心して海外旅行を楽しめるよう、引き続きサービスの向上に努めていくことが期待されます。