教育業界での業務効率化、「プロカン」の導入事例
株式会社シービーティーが開発したプロジェクト収支管理システム『プロカン』が、教育業界で初めて導入されました。このシステムがもたらした効果について、株式会社リソー教育とその子会社である株式会社プラスワン教育の担当者にお話を伺いました。
システム導入の背景
リソー教育では、かつて収支管理を完全に紙ベースで行っていました。これにより、大量の紙が必要となり、情報共有にも大きな課題がありました。月次報告も遅れがちで、経理業務は月末に集中してしまう傾向があり、現場の社員が他の案件の費用を把握することは難しい状況でした。
そこで、自社の業務フローを見直し、業務の効率化を図るために『プロカン』を導入することを決定しました。
導入後の変化
新藤理恵さん(株式会社リソー教育経理部)は、『プロカン』の導入によって、経理業務が前倒しで進められるようになったと語ります。これにより、月末に業務が集中することがなくなり、また、月次報告資料も『プロカン』から直接出力できるため、Excelでの加工が不要になりました。
さらに、松村圭さん(株式会社プラスワン教育取締役)も、案件データが一つのプラットフォームに集約されることで、業務フローがシンプルになり、タイムリーな情報共有が可能になったと述べています。仕入れ先情報が可視化されることで、全従業員が仕入原価への意識を高められたと感じています。
今後の展望
『プロカン』の導入によって、リソー教育では業務の透明性が向上し、適切な業務管理が実現されました。従業員一人ひとりが、自身のタスクを計画的に進めることが可能となり、全体の効率が向上しました。今後もこのシステムをさらに活用し、業務改善に取り組んでいく意向を示しています。
リソー教育とは
株式会社リソー教育は、1985年に設立され、主に進学個別指導塾『TOMAS』を運営しています。その他にも、家庭教師派遣や教育旅行など、多岐にわたる教育プログラムを提供しています。
株式会社プラスワン教育について
株式会社プラスワン教育は、体験型教育プログラムを提供し、子供たちの人格形成や情操教育を支援しています。また、各種習い事教室の運営も行っています。
まとめ
今回の『プロカン』導入により、リソー教育とプラスワン教育は業務の効率化と情報共有の大幅な改善を達成しました。今後のさらなる展開が期待されます。