広告配信の新技術
2018-06-27 11:01:15

Drawbridge社の新技術で広告配信の未来が変わる!オフィスターゲティングがもたらす革新性

Drawbridge社が導入した「ADMATRIX DSP」とは



インターネット広告市場は日々進化を続けており、特にスマートフォンの普及が進む中で広告配信の手法も変化しています。従来、広告配信はWebブラウザのCookieやモバイル広告IDによってデバイス単位で判断されていました。しかし、同じユーザーが複数のデバイスを使用する現代において、この方法は限界を迎えています。

新しい時代の広告配信



この課題に対処するために登場したのが、Drawbridge社が提供する「ADMATRIX DSP」です。このシステムは、ユーザーのデバイスを横断的に追跡し、個々のユーザーに最適な広告をリアルタイムで配信することが可能です。具体的には、Drawbridge社の「Connected Consumer Graph®」を用いることで、高精度のクロスデバイスマッチングが実現されます。この技術によって、企業は特定のユーザーをモニタリングし、オフィスPCだけでなく、モバイルデバイスや自宅のパソコンにもアプローチできるようになります。

オフィスターゲティング配信の強み



ADMATRIX DSPの特筆すべき機能のひとつが「オフィスターゲティング配信」です。この配信方法は、企業のIPアドレスを基に、特定の業種や企業に対して的確に広告を展開するアカウントベースドマーケティング(ABM)に最適です。特に、日本国内で初めて動的IPアドレスを特定する技術(DOI)を導入することで、より柔軟で効果的なマーケティングの実施が可能となりました。

効果検証の精度の向上



「ADMATRIX DSP」は、広告主が施策の効果を可視化し、精度の向上に役立つ環境を提供します。従来の手法では見えにくかった間接的な効果を計測し、広告戦略の改善に寄与する点が注目されています。これにより、企業はよりデータセントリックなマーケティング施策を講じることができるようになります。

Drawbridge社の背景



Drawbridge社は、シリコンバレーに本社を置いており、広告とマーケティングの分野に特化したリーディングカンパニーとして認知されています。特許を取得したAIや機械学習技術を駆使し、顧客にパーソナライズされた体験を提供しており、現在、30億以上のデバイスデータを保有しています。加えて、データ精度は約97.3%と高く評価されています。

まとめ



今後、インターネット広告はますます進化し、より個別化されたアプローチが求められるでしょう。Drawbridge社の「ADMATRIX DSP」は、その中心的存在として広告配信の新たな時代を切り開く可能性を秘めています。企業がこの技術を活用することで、さらに効果的なマーケティング戦略を展開できることでしょう。

会社情報

会社名
株式会社クライド
住所
東京都渋谷区円山町3-6E・スペースタワー8F
電話番号
03-5728-5880

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