傘アートブランド「SUSTO」が描く海底世界の魅力を体感できる夏の展示会

この夏、京都のCOCON KARASUMAにて、傘アートブランド「SUSTO」のSUMMER EXHIBITIONが開催されます。日程は8月22日から25日までの4日間。今回の展示は、海底世界をテーマにした作品が中心で、特に注目なのは「海底食堂おおなみ」と名付けられた傘作品です。可愛らしいお魚やタコ、イカが描かれ、まるで海の底にいるかのような感覚を味わえます。

「SUSTO」は2019年1月に活動を開始した新しいブランドで、一つ一つの傘には生命感あふれるストーリーが詰まっています。特に、職人が手作業で丁寧に仕上げている傘の製作過程には、心温まるアートが息づいています。展示会では、傘に描かれた物語とともに、訪れた人々が夏の思い出を作れるような仕掛けも用意されています。

来場者は、特別に設置されたフォトスポットで傘と一緒に写真撮影を楽しむことができ、また、コラグラフ版画作りのワークショップにも参加できます。こちらは、作家KATO YUIの指導のもと、実際に版画を制作し、自らの手でアートを体験する貴重な機会です。各日2回開催されるこのワークショップは、予約優先制で、参加費は1,000円。自分だけのアート作品を作り上げる楽しさは、訪問者にとって特別な体験となるでしょう。

展示会は、11時から20時までオープンしており、最終日の25日は18時までの開催です。特に、子ども連れの家族や、アートに興味を持つ多くの方々にとって、心躍る夏のイベントとなること間違いありません。

「SUSTO」のコンセプトは、色と質感への徹底した追求。また、傘を開くたびに新しい感情の波に触れることができるよう、個々の体験がデザインに反映されています。職人の手によって丁寧に作られた傘は、一つとして同じものがないオリジナリティあふれる作品です。これらの傘は、単なる雨具にとどまらず、生活を色彩豊かに彩るアート作品として、多くの人に愛されています。

「SUSTO」は今秋には台湾でのクリエーターマーケット「POP UP ASIA」にも参加予定で、アジアの舞台でもその魅力を発信していく計画です。開催地での新たな出会いが期待される中、日本国内外での活動をさらに広げていくことでしょう。今夏の展示会を訪れ、SUSTOが描く空間演出を体感してみてはいかがでしょうか。心に残る素敵な体験が待っています。今回の岡山イベントはその一つであり、アートとしての傘の魅力を心行くまで楽しむことができます。