ディーバが監査業務を効率化する新ソリューションを発表

ディーバ、監査業務効率化の新機能をリリース

株式会社ディーバが、この度新たに発表した「DIVA Smart Audit」は、特に上場企業などでの連結決算と監査プロセスにおいて、業務の効率化を図ることを目的としたソリューションです。この革新的なデータ転送機能により、企業と監査法人とのデータ連携がこれまで以上にスムーズに行えるようになります。

開発の背景

近年のビジネス環境の多様化に加え、会計基準はますます複雑化しています。これにより、日本企業の連結決算や監査への負担が増大しており、関係者にとっては大きな負担となっています。しかし、デジタル技術の発展により、企業内の財務・非財務データの整理が進み、監査においては「データファーストアプローチ」が浸透してきました。このような背景の中、ディーバは大手監査法人EY新日本有限責任監査法人と連携し、企業の業務効率化を目指してデータ連携プロジェクトを進めてきました。

DIVA Smart Auditの機能

DIVA Smart Auditの特徴は、「DivaSystem LCA」を用いた決算データの一括出力と高度なセキュリティ環境下でのデータ送信の実現です。これにより、監査調書の元データが簡単な操作でAPIを通じて監査法人に送信できるため、従来のメールやWebストレージを介したデータの受け渡しが不要になります。その結果、決算期のタイトなスケジュールにおいても、複数回のデータ更新作業がシームレスに行えるようになります。工数や時間の削減が期待されます。

導入の手軽さ

さらに、DivaSystem LCAは、大企業から中堅、中小企業、IPO準備中の企業まで幅広く対応できるように設計されています。標準業務プロセスやレポートが用意されており、連結決算の初心者でも安心して利用開始できるモデルも用意されているため、短期間での導入が可能です。クラウドベースでグループ企業や監査法人ともつながることで、リモートでの決算作業や監査も行えます。

今後の展望

ディーバは、DIVA Smart Auditを通じてお客様の監査業務の効率化に貢献していくことを約束しています。今後も各監査法人との協力やソリューションの強化を進めていくことで、さらなるサービス向上を図る計画です。

会社概要

ディーバは、株式会社アバントグループの100％子会社であり、連結会計システム「DivaSystem LCA」と関連製品の開発・提供をしています。これからも企業の価値創造を支援するために、様々なソリューションを提供していく方針です。

詳しい情報や導入について興味のある方は、ディーバの公式Webサイトをご覧ください。