RAID対応のWindows Server向け新ディスク暗号化ソフトが登場しました!
RAID対応のWindows Server向け新ディスク暗号化ソフトが登場
2009年7月1日、セキュリティソリューションのリーダーである日本セーフネット株式会社と、アイル・オープンソース株式会社は、Microsoft Windows対象のディスク暗号化ソフト「ProtectDrive for Servers 9」と「ProtectDrive 9」の最新版を発売しました。これにより、ユーザーはデータの安全性向上を図ることができます。
ProtectDriveについて
ProtectDriveは、ディスク上のデータを暗号化することで、盗難や紛失時の情報漏洩を防ぐことを目的としたソフトウェアです。Windowsが起動する前に表示されるプリブート認証画面を通じて、認証された状態でのみ暗号化されたディスクからシステムを立ち上げることができます。
最新のProtectDriveには、主に2つのラインナップがあり、特にサーバー向けに設計された「ProtectDrive for Servers 9」は、RAIDに対応しているのが特徴です。どちらのバージョンも内蔵ディスクやUSBフラッシュメモリ、外付けHDDの暗号化が可能で、ユーザーにとって非常に利便性の高い製品です。
新機能の紹介
今回のアップデートで注目すべき新機能は、Windows PEを利用したファイルリカバリ機能です。これにより、以前はディスク全体を復号してデータを取り出す必要があったのが、暗号化された状態のまま特定のファイルを抜き出すことができるようになります。
さらに、プリブート認証での生体認証のサポートも加わりました。従来のIDパスワードやトークンデバイスを利用した認証に加え、指紋などの生体認証を使用することで、より便利でセキュアにユーザー認証を行えます。
販売情報
「ProtectDrive for Servers 9」は、Windows Server 2003やWindows 2000 Advanced Serverに対応し、価格は税抜で120,000円です。一方、クライアント向けの「ProtectDrive 9」は、Windows VistaとWindows XPに対応しており、19,000円で販売されています。この製品は、特に大規模な組織での導入において、Microsoft Active Directoryを用いた設定の集中管理が可能な点も魅力的です。
海外での導入実績
大規模な導入事例については、特にアメリカ政府機関での利用が目立ち、すでに33万ライセンス以上が導入されています。また、ニューヨークやカリフォルニア州、オーストラリアの移民・市民権省でも導入実績があります。
今後の展開としては、64bit版Windowsへの対応や、iPhoneやSymbian、Palmといったスマートフォン向けソリューションのリリースも計画されています。さらに、PCを持ち歩くユーザー向けに、ProtectDriveとUSBトークンデバイスをセットにした商品も販売予定です。
まとめ
日本セーフネットとアイル・オープンソースが提供するProtectDriveは、データセキュリティの強化に寄与する重要なツールです。特に新しい機能を備えた最新バージョンでは、ユーザーはより安心してデータを管理できるようになります。セキュリティへの意識を高め、最新のテクノロジーを活用して安全な業務環境を保つために、導入を検討してみてはいかがでしょうか。
会社情報
- 会社名
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日本セーフネット株式会社
- 住所
- 東京都港区新橋6-17-17御成門センタービル8F
- 電話番号
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03-5776-2751