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EUの農産物は、その品質と独特の風味で多くの人々を魅了しています。特に、グラナ・パダーノPDOとパルマハムPDOは、数世紀にわたる歴史を持つ素晴らしい食品です。この度、グラナ・パダーノ保護協会とパルマハム協会は、EUの支援を受けて、共同でキャンペーンを開始しました。

このキャンペーンは、2017年から続く「Happiness from Europe」と名付けられた取り組みの一環です。目標は、これら二つの原産地名称保護（PDO）に指定された食品の魅力を促進し、消費の増加を図ること。主に輸入業者、専門店、飲食店などの業者を対象にしており、一般消費者にも幅広く知識を深めてもらうための活動が予定されています。

今年度の最初のイベントは、9月18日から23日にかけて大阪のグランフロントで開催される「Cattolica Assicurazione Piazza Italia」です。ここでは、特設のキッチンカーを設置し、来場者にグラナ・パダーノPDOとパルマハムPDOの試食を提供します。また、参加者にはオリジナルのノベルティもご用意していますので、ぜひお立ち寄りください。

試食は無料で提供され、各回200食程度の配布を予定しています。ただし、数に限りがありますので、早めの参加をお勧めします。配布時間は9月18日は13:00、15:00、17:00の3回、9月19日から23日は11:00、13:00、16:00の各回となります。予定は変更される可能性がありますので、最新情報に注意してください。

グラナ・パダーノPDOは、イタリアの北部、ポー川流域で生まれた歴史的なチーズであり、1135年頃から作られています。修道士たちが牛乳を無駄にせず、美味しいチーズに変えるために開発したレシピは今も受け継がれており、その粒状の構造から「グラナ」と名付けられました。これに対して、パルマハムPDOは、イタリア・パルマ周辺の丘陵地で生産される熟成ハムで、その製造過程は非常に手間がかかります。豚モモ肉を天然の海塩で塩漬けし、長い熟成を経て、特有の芳醇な風味が生まれます。

グラナ・パダーノとパルマハム、どちらも一度味わうと、その魅力の虜になってしまうこと間違いなしです。また、キャンペーンを通じてこれらの食品の理解を深め、楽しむ機会が増えることを願っています。最新情報は今後のプレスリリースや公式ウェブサイトでも随時更新される予定ですので、興味のある方はチェックしてみてください。

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