NECとダンデライオンが生み出す新感覚チョコレートの世界

NECとダンデライオンが手掛ける新しい味わい

日本電気株式会社（NEC）とダンデライオン・チョコレート・ジャパンが共同で開発した新商品「あの頃は CHOCOLATE」。このチョコレートは、過去の印象深い新聞記事をAIが分析し、それを基にした味覚を再現したものです。これにより、時代の雰囲気やムードを感じることができる、まったく新しいチョコレートの体験が実現しました。

商品の詳細

「あの頃は CHOCOLATE」は、1969年から2017年にかけての五つの特定の年を選び出し、その年の新聞記事をAIが分析することで、それぞれの年ごとのムードや感情をチョコレートの味として表現しました。

各年の特徴的な味

1. 1969年 人類初の月面着陸味
- 世界中が希望に沸いたこの年、酸味とフルーティな味が印象的です。
2. 1974年 オイルショックの混迷味
- 日常生活が混乱した時代の気持ちを反映した、ヘーゼルナッツのクリーミーさが特徴。
3. 1987年 魅惑のバブル絶頂味
- 甘さと華やかさを兼ね備えた、まろやかな桃のような味わい。
4. 1991年 絶望のバブル崩壊味
- 強い苦味とチリのようなスパイシーさが、時代のショックを感じさせます。
5. 2017年 イノベーションの夜明け味
- 新たな未来の期待を表現した、ナッツ感とバニラの甘さが広がります。

開発の裏側

この商品はNECのデータサイエンティストが、約60年分の新聞記事から得られた言葉を基にして、味覚データを構築しました。これには「NEC the WISE」という最先端AI技術が活用されています。36万件以上のテキストデータから、それぞれの年の「味」を推定し、分析結果に基づいてレーダーチャートを作成。約40種類のチョコレートから選び出された5つの味が実現しました。

商品の購入について

「#あの頃は CHOCOLATE」は、ダンデライオン・チョコレートのオンラインストアにて予約受付が行われます。商品は2018年10月25日から予約が開始され、12月21日から2月14日までの期間に引き渡されます。詳細な価格は、単品で1620円（税込）、5種類のアソートボックスで3240円（税込）です。もちろん、在庫がなくなる場合があるので、早めの予約が推奨されています。