インフォボックスが16.5億円の資金調達を実施
営業データプラットフォームを提供する
株式会社インフォボックスが、X&KSKをリードインベスターとして、ANRIやグリーベンチャーズ、三菱UFJキャピタルなど複数の投資家から16.5億円の資金を調達しました。これにより、同社の累計資金調達額は約23.5億円となります。
資金調達の背景と目的
インフォボックスが目指すのは、BtoBマーケティング分野における購入体験の質の向上です。現在、日本の営業市場では、売り手企業が顧客情報をクローズドに管理する傾向が強く、この結果、買い手側の購買経験が向上しない状況が続いています。このような課題を踏まえ、同社は「infobox」という営業データプラットフォームを2024年2月にリリースし、企業リストの作成から決裁者へのアプローチまでのプロセスを一元化しました。
資金の用途
調達した資金は、主に
infoboxの開発に充当されるほか、人材採用やマーケティング活動にも利用される予定です。インフォボックスはこの資金を活用し、顧客基盤のさらなる拡大を図ります。
投資家からの期待
X&KSKの創業者である本田圭佑氏は、このビジネスモデルに大きな可能性を見出しています。彼は「Sales Techの分野において、infoboxは市場での成功が期待できると信じている」と語り、同社の成長を支援する姿勢を強調しました。さらに、
ANRIの中路氏も、インフォボックスのメンバーへの期待を寄せており、「今後が勝負」とし、さらなる発展を望んでいます。
会社のビジョン
インフォボックスは「ALL-WINNERな世界へ。」をスローガンに掲げ、買い手と売り手双方にとっての良好な購買環境の実現に向けて、データの活用に注力していく方針です。CEOの平沼海統氏は、今後も顧客の期待に応えるため、データの活用を進めていくことを表明しています。
今後の展望
インフォボックスは、B2B市場の購買体験を革新するために、大胆かつ謙虚に挑戦を続けていきます。これから、より良いデータ活用の方法を模索し、業界におけるリーダーとしての地位を築いていくことでしょう。採用情報も強化しており、新たなメンバーの参画を歓迎しています。興味のある方は、カジュアルな面談も受け付けているそうです。
結論
株式会社インフォボックスは、営業データプラットフォーム「infobox」を通じて、営業市場の課題を解決し、買い手と売り手をつなぐ架け橋になります。今後の動向から目が離せません。