フラー株式会社が東証グロース市場に新規上場
2025年7月24日、アプリ開発プラットフォーム「Yappli」を手掛ける株式会社ヤプリの資本業務提携先であるフラー株式会社が、東京証券取引所グロース市場に新規上場した。
フラーとヤプリはそれぞれ、デジタル体験の向上を目指し、共通のミッションを持つ企業だ。フラーは「ヒトに寄り添うデジタルを、みんなの手元に。」という理念のもと、クライアントのビジネスを共に創り上げるデジタルパートナー事業を展開している。一方ヤプリは、「デジタルを簡単に、社会を便利に」をミッションに掲げ、ノーコードアプリ開発を支援するプラットフォームとして多くの企業に支持されている。
アプリ開発市場における役割
ヤプリは、企業が迅速にアプリを開発・運用・分析できる環境を提供しており、これまでに900以上のアプリを世に送り出してきた。フラーはデータ分析から戦略立案、デザイン、開発、運用までを一手に担い、高品質なデジタル製品を提供してきた。
新規上場を通じて、フラーは資金調達能力と社会的信用度が高まることで、クライアントへの投資を拡大し、優秀な人材の確保も可能になる。このような環境の変化は、両社の連携をさらに強化する要因として機能するだろう。
両者のシナジーによる未来
2024年6月には、ヤプリとフラーは資本業務提携を結んでおり、これによって両者は一層の価値提供を目指している。アプリの開発や運用、デザイン、コンサルティングまで、幅広く連携することで、日本のアプリ開発市場を牽引し続ける見込みだ。両社が持つノウハウを結集すれば、モバイルDXサービスの付加価値はさらに高まり、企業や組織のDX(デジタルトランスフォーメーション)も加速することが期待される。
フラーとヤプリの展望
今後、フラーのグロース市場への新規上場は、さらなる事業拡大の道を開くことになる。資本業務提携によって共同プロジェクトの規模が拡大し、新サービスの開発へ向けた投資も加速する見通しだ。ヤプリの提供する「Yappli」とフラーの質の高いものづくりが融合することで、企業や組織のアプリ開発の価値が一層向上することが期待される。
フラー株式会社とヤプリの紹介
フラーは、中期的な成長を視野に入れ、アプリやウェブなどデジタル領域に関して多様なサービスを提供し、顧客との長期的な関係構築に努めている。彼らのビジネスモデルは、クライアントの成功に密接に結びついており、一貫して質の高い成果を提供することを目指している。
一方、ヤプリは、従業員のエンゲージメント向上を目指すサービス「Yappli UNITE」を展開しており、企業内のコミュニケーションを活性化する役割も担っている。ヤプリのプラットフォームは、750社以上に導入されており、その採用実績は多様な業界に広がっている。
結論
フラー株式会社の新規上場は、ヤプリとの協力の下、日本のアプリ開発市場に新たな息吹を与えるものと期待される。今後の展開が、両社にとってさらなる成長の契機となることを願ってやまない。両者の協力により、日本のデジタル体験は一層の深化を迎えるだろう。