新卒採用とキャリア採用のバランスを攻めるJTBの新たな取り組み

JTBの自社採用施策への挑戦

2025年12月3日、「自社採用比率6割を目指すJTBの採用マーケティング施策」に関するセミナーが開催されます。このセミナーには、JTBの求人統括である森田実樹朗氏が登壇し、自社採用の方針転換や採用マーケティング強化の背景について語ります。

セミナーの背景

近年、企業の採用市場はますます競争が激化しています。多くの企業が「採用コストの高騰」や「入社後のミスマッチ」といった問題に直面している中、TalentXの調査では採用担当者の9割が新たな採用手法を求めていることが明らかになりました。このような状況を受け、JTBは新しい採用戦略を模索しています。

JTBの採用方針の転換

従来、JTBの新卒採用比率は高かったですが、今後は「新卒採用：キャリア採用＝5：5」という新たな方針に転換しました。これは、コロナ禍を経て、採用に対する考え方に大きな変化が生じたからです。

JTBは従来の人材紹介やダイレクトリクルーティングといった手法に加え、自社独自の魅力をもって優秀な人財を採用するためのマーケティング手法の強化に取り組んでいます。この採用マーケティングとは、候補者が集まる仕組みを構築し、自社の魅力をしっかりと伝えていくことを意味します。

セミナー内容

セミナーでは、まずJTBがなぜ採用方針を変更したのか、それがビジネス上どのような意義があるのかについての説明があり、その背景には新たな市場ニーズや競争環境の変化があることが示されます。

次に、JTBの初年度の実施施策や具体的なプロセスが紹介され、どのようにして候補者を企業へ引き寄せるのかを解説します。最後に、自社採用比率6割を実現するための中長期戦略や今後の展望についてもお話しされる予定です。

参加のメリット

このセミナーは、特にキャリア採用を強化したい企業や、自社の採用力を向上させたい企業にお勧めです。応募締切は先着順で、最大300名まで参加可能です。参加費は無料で、オンラインでの開催により、全国どこからでも参加することができます。

登壇者紹介

講師の森田実樹朗氏は2009年にJTBに入社し、様々な法人営業を経て2025年から求人統括として新卒・キャリア採用の責任者を務めています。

また、セミナーのモデレーターはTalentXの近藤歩氏で、IT/Net領域での人材紹介を経て新規事業の立ち上げに貢献した経験を持っています。お二方の専門的な知見から、採用マーケティングの実践的な情報が得られる貴重なチャンスです。