東大生米スタートアップ
2024-07-05 12:44:56

東大生発!米スタートアップ「.COME」が米国登記&お米販売開始!持続可能な米社会の実現へ

東大生発!米スタートアップ「.COME」が米国登記&お米販売開始!持続可能な米社会の実現へ



「持続可能なお米社会へ」をインパクト目標に掲げるスタートアップ「dot COME(ドットコメ)」が、米国デラウェア州にて登記されました。

「.COME」は、従来軽視されてきた在外邦人を中心に、日本米のD2Cサービスを段階的に拡大し、米国を起点にヨーロッパ、アジア等への進出を目指しています。

また、日本における「DAO法」改正に合わせて、試験運用していた「RICE DAO」を本格的に始動。後継者に悩む農業事業の承継と新規就農支援、海外マーケティングの拡充を図ります。

日本の農業が抱える課題と.COMEのビジョン



日本の農業は、高齢化の進展と新規就農の停滞により、その存続が危ぶまれています。「.COME」は、海外チャネル、AI、ブロックチェーン、ファイナンスを経営資源として、以下の3点をインパクト指標に掲げ、持続可能な米社会の実現を目指しています。

1. 生産環境の改善: 日本米の輸出やD2Cの浸透、AIやトレーサビリティシステムの提供による生産環境の改善
2. 農業事業承継: 合同会社型DAOによる農業事業承継
3. 地域経済活性化: お米本位の経済圏と消費者一体型の営農による地域経済活性化

.COMEの取り組み



お米ECサイト「.COME」


本日より、日本・米国向けに日本米の販売を開始しました。販売収益は「RICE DAO」へ還元され、農業事業承継を主とする活動に活用されます。

「.COME」は、D2Cプラットフォームへの成長を目指し、お米・お米関連製品の輸出拡大に共に挑戦する生産者・お米関連業者を募集しています。FDA登録等輸出関連手続きや市場調査、マーケティングイベントの実施まで、オールインワンでサポートを提供しています。

Discord「RICE DAO」


「RICE DAO」は、.COMEやRICE DAOの各種活動について意見交換や企画ができるスペースとして、一般開放されました。

今後、合同会社型DAOの設立に向けて、DAOらしい活発で透明性の高いガバナンスの実現を目指しており、皆様の参加を心よりお待ちしております。

イベント「Have a rice day」


11月の新嘗祭に合わせて、世界中で日本のお米の素晴らしさを発信するイベント「Have a rice day」を予定しています。8月には、日米5箇所でプレイベントを開催予定です。

  • - San Francisco (8月6日): Food/Agri techピッチイベント、米菓・おにぎり品評会
  • - 東京 (8月7日): 農業系学生ピッチイベント、お米食べ比べ
  • - 香川、兵庫、San Diego (企画中)

Podcast/note


東大生3名、京大法科大学院生1名の計4名でお米や農業に関する情報を分かりやすくお伝えするインターネットラジオ「東大生の米談義」を毎週土曜日16時に配信しています。

note「東大生の米談義」では、Podcastの台本やお米の最新情報について発信しています。

Instagram


「RICE DAO」メンバーによるお米の魅力発信メディアを運用中です。リール動画ではお米の健康・美容効果、全国の農家さん紹介などを発信し、ストーリーズでは毎日の活動を更新しています。

今後の展望



「.COME」は、合同会社型DAOの設立、事業承継、越境ECの物流整備、キュレーションメディア、自社Dappの開発などを推進していきます。

8月中は日本に滞在し、9月以降はシンガポールやヨーロッパにてお米関連業者の方をご訪問予定です。

代表者紹介



代表の丸山壮氏は、東京大学経済学部4年生。地方創生への関心から、ファイナンスによる地方創生を目指し、サンフランシスコへ留学しました。

昨年よりお米資格を2つ取得し、全国6地方の農家さんを訪問、お米食味コンクール審査員を務めた他、Rulemakers DAOにてDAO法案提言に参画しています。

「RICE DAO」を通じて日本の農業への関心が高まり、”消費者一体型の営農”で地方へ活力が戻ると信じています。

まとめ



「.COME」は、海外チャネル・AI・ブロックチェーンを活用することで、日本米の輸出拡大と農業の後継者不足解消という2つの課題に取り組む、革新的なスタートアップです。今後の活動に注目していきましょう。


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関連リンク

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