小野建株式会社、成長投資事業採択の背景
小野建株式会社が、経済産業省の大規模成長投資事業に採択されました。この事業は、中堅・中小企業が地域経済を支え、持続的な賃上げを目指すための投資を促進することが目的です。今回の公募では、申請された198件の中から77件が採択され、その倍率は約2.6倍という高い競争率を示しています。
具体的な補助事業の内容
小野建株式会社は、計105.4億円の補助事業を実施し、そのうち約26億円が補助金として支給されます。この資金は、以下の3つの主要な目的に使われる予定です。
1.
新倉庫建設による物流機能の強化(約63.4億円)
大分本店の拡張移転をはじめ、金沢市の北陸営業所において倉庫の増築を行い、全国的な物流供給体制を強化します。
2.
加工機能の強化(約36.3億円)
最新鋭の設備、例えばレーザー加工機や形鋼加工機を全国の主要拠点に導入し、高付加価値モデルの強化を図ります。
3.
DX推進のための基盤強化(約5.7億円)
CRM導入を通じて鉄鋼商品のECを構築し、業務基盤の再整備を行います。
今後の事業展開との関連性
今後、国による国土強靭化計画に基づく公共投資や、老朽化した社会インフラの更新需要が見込まれます。また、造船業が国策産業として位置付けられたことで、造船サプライチェーンでの鉄鋼需要が増加することが期待されています。これらの状況を背景に、人手不足が深刻化していることも踏まえ、在庫機能や加工ニーズも高まっているのです。
小野建株式会社の役割
全国48拠点を持つ小野建株式会社は、自社の物流能力を駆使し、製造業者や建設会社に資材の提供から施工までをカバーしています。これにより、高付加価値サービスの提供と販売チャネルの多様化が実現され、鉄鋼流通業界のデジタル化を進めていく予定です。さらには、得られた利益をもとに年率6%の賃上げを予定しており、地域経済の活性化にも寄与していく方針です。
代表取締役社長のコメント
代表取締役社長の小野剛は、「今回の大規模成長投資補助金事業に採択されたことは、当社の存在意義が認められた証であり、非常に喜ばしいことです。鉄鋼事業や建設事業を通じて、地域社会とともに成長し続ける準備が整いました」とコメントしています。これにより、鉄鋼流通業界の構造変革や人手不足の解決を目指し、地域の活性化に貢献していく考えです。
当社概要
小野建株式会社の所在地は福岡県北九州市小倉北区で、1949年に設立されました。営業拠点は全国に広がっており、幅広いサービスを提供しています。興味のある方は、ぜひ公式ウェブサイトもご覧ください。
- - 電話番号: 093-561-0036
- - 公式サイト: 小野建株式会社